オートグラフって?:6月18日(水)のレッスン日誌

RYU

2008年06月19日 00:55

今日は知り合いの印刷やさんに『2008つま恋オープンジュニア』の大会プログラムの入稿をしてきました。民間が行う、1大会に過ぎない大会として、大会プログラムをしっかりと作成する、というのはやりすぎかも知れません。当然、何万というお金がかかります。でも、選手一人一人のネームが掲載され、歴代優勝者が残るプログラムは、やはり選手を迎えるのに大切なものと思います。

また、今年もやります、『ゲット・ザ・オートグラフ・チャレンジ』!大会プログラムの裏表紙が、このチャレンジシートになっています。

オートグラフと聞いて、すぐに「サインください!」のサインのことだとわかった人は、欧米かっ!そう、あちらではサインとは言わず、オートグラフというんですね。ですのでサインが欲しいときは、「オートグラフ、プリーズ」と言います。で、このチャレンジは、出場選手からサインをもらい、ある一定数のサインを集めたら、良いことがあるよ、というものです。

これは、知らない選手同士のコミュニケーションのきっかけとなることが目的なのですが、このオリジナルの試みは、全国大会であるTOMASCUPでも採用されて話題ともなりました(7月号のスマッシュを参照)。前回の12月にもたくさんの選手がプレゼント目当てに?たくさんのオートグラフを集めてきましたが、今回は、条件として一定数のオートグラフを集めたら、敗者によるコミュニケーションマッチにエントリーができる、というようにしました。

もし将来、海外のツアーに出るようになると、大会会場で、積極的に練習相手を求め、知らない選手にでも声をかけることが必要です。強くなりたくば、自分から働きかける、自分から動く、という当たり前のことを、『ゲット・ザ・オートグラフ・チャレンジ』というイベントにしてみたわけです。ルールは、必ず「オートグラフ・プリーズ!」と言ってオートグラフをもらうこと!世界を目指す諸君、英語も、勉強したまえ!!


【チャレンジャーズ】

6人が参加。最初はストレッチしながら、「お願いします」という言葉について話をしました。普段、どんなことに「お願いします」って言ってるかな?先生、給食当番さん・・じゃあ、テニスだったら?・・コーチ、ラケット、ボール・・・それに、テニスコート!そうだね、みんながテニスコートの上で飛び跳ねたりして、テニスコートは痛いかもしれないね。それでも使わせてもらうんだから、やっぱり、「お願いします!」だね。ということで、コートに挨拶をしてからランニングスタート。

ボールキャッチゲーム、ラダー、ボール鬼、ストロークのドリル、ボールころがしラリー、サーブ、ドラゴンボールゲームを。練習によっては、チームとして練習をがんばるように、伝えています。失敗した子をみたら、「ドンマイ!」、上手に打ったのをみたら「ナイスショット!」、自分のせいでみんなに迷惑をかけてしまったら「ごめんね!」そして「いいよ!」。以前にも書きましたが、テニスにはチームスピリットが非常に大切なのです。

プラスでは4人が残り、ラリーをしました。


【強化】

SちゃんとTKくんが参加。いつものように、パターン学習をメインとした練習です。パターンを確実に使いこなすことを目的として、スキルの学習やトレーニングを入れて練習メニューを組み立てています。2時間の練習では、あっという間・・しかも今日は二人とも所用で遅れてきたので、あまりたくさんはできませんでした。パターン学習とスキル学習の割合は、彼らのパターンの達成の度合いによって決めます。当然、練習を繰り返すことで、パターンの中でのスキルが確実なものとなり、パターンが完全に近づくわけです。それに、必要なトレーニングを導入していく、という全体のメニュー構成となっています。

試合の場に活かせる練習を実施していこうと強く思っています。

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