NPO日本プロトレーナー協会にお邪魔!
火曜日はアカデミーのおやすみ。今日は伝馬町にあるNPO日本プロトレーナー協会の事務局にお邪魔してきました。
NPO日本プロトレーナー協会のサイト
http://www.npo1007.jp/
このブログでつながったのですが、浜松にこんな本格的な協会があったなんて、知りませんでした。いえ、オリンピッククラスを育成するため・・と考えると東京に本部、と思いますよね。驚きでした!
今日は出張等で多忙な理事長もお時間をとってくださいました。なんと理事長は北京オリンピックの女子体操チームのトレーナーとして帯同されており、事務局には卓球の愛ちゃんや北島くんと一緒の写真など・・もちろんオフィシャルウェアも飾られておりました。WOW!
4階の事務所で協会の事業内容などのお話をうかがい、リューテニとスポーツフォーオールの理念と目指すものを話しました。
そして5階のトレーニングルーム・・・実はブログで拝見し、「これ、見たい!!」と思ったのです。床は本物の陸上競技場で使われているもので、ラインでコースもわけられている懲りよう!実際にはマシン等があり、走れませんが、ものすごい存在感です。
雰囲気抜群!マシンはスポーツクラブにあるような汎用のものではなく、アメリカから直接仕入れた、トレーナーのSさん曰く、「これで全てのトレーニングができる」というスグレモノ。実際、トレーニングルームには、トレッドミル、ウェイトマシン、ダンベルコーナーの3つだけ。トレーナーが完全について、なんと将来を嘱望する子どももOK!子どもにはトレーニングは不要、と考えられるかもしれませんが、ウェイトを用いない動作の習得はちいさい頃に身につける優位性が存在するようです。プロ選手と小2の子が並んでトレーニング、ってとても素敵ですね!
その横にはケアスペースがあり、「その日の選手の状態を視て、トレーニングをさせるか、ケアするか、ケアさせてからトレーニングさせるかを決める」とのこと。選手にとって、プロトレーナーの観点でこれを判断してもらうのは非常に大きなことですよね!
テニスは技量が大きな競技力のウェイトを占め、そのために身体的サポートや心理的アプローチはあくまで補助的なもの、「いやあ、このくらいのレベルでは必要ないよ・・」と思われることが多いと感じます。指導者がその恩恵を受けていないため、自身の経験則での指導となり、現在でもそれらの分野を活かすことができていないのでは?と感じます。
テニスはレジャー性の高いものとして認知されています。それゆえ、大人と子どものコミュニケーションができる、スクール事業として成り立つなど、社会的にみれば優れている点が多いです。しかし、それゆえ、競技力を高めるアプローチを活かしきれないのでしょう。言い方は悪いのですが、競技者としてダメになれば、スクールのコーチになることができるのです。なんとしても勝たないと・・という気持ちは、他の競技よりも甘くなる、、のかも知れません。
すごいなあ・・子どもたちに見せてあげたいなあ・・・と思っていたら、理事長「いつでも子どもたちを連れて、見学に来てください」と! な、なんですと!ぜひお願いします!
お話をうかがい、スポーツフォーオールの進めている普及活動と、より上を目指す選手にとってのサポートなど、共感できる部分が多くありました。今後、なんらかの形で関わっていけたら、うれしいです。
ウィンブルドンもすばらしいですが、僕はどちらかというとオリンピックに興味があります。フェデラー、ナダルのみならず、全ての競技のトップたちが一同に会する、4年に一度の、まさにスポーツの祭典です。目指せ、オリンピック!です^^
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