世の中は悪くなっている?
最近、テレビで観るものに注意しています。ワイドショーや朝のとく○ネ!などは、観ないようにしています。なんだか、世の中や政治の悪口ばかりで、不安にさせる気がして・・・
状況をありのままに捉えることは大切と思いますが、自分で見てもないもの、自分がその役割ではないことなどを早合点することは、混乱の原因になりそうです。
政治家は悪いところばかりクローズアップされますが、では自分が政治家になったら?きっと大変でしょう。なら、やっぱりやりたい人にやってもらえばいいと思うのです。
最近、テレビでお笑いやクイズ番組が多いのは、クレームを恐れての番組制作のためだ、とどこかで聞きました。非常に、否定的なものの見方をする方が多くなっているようです。
誰かを落とし入れれば、自分がすっ、と気分が良くなるかも知れませんね。でも、そんなことで解決しないことが分かっているから、気分がよくなるのは一時的なんですね。
以前、1年半バリ、10ヶ月間バハマとアメリカに住んでいたことがあります。リゾートホテル住まいです。浦島太郎・・・と良く言っていましたが、世界的に重大なことを除いてニュースを見ることもあまりないし、もちろん芸能ニュースなんかも分かりません。
それで、久しぶりに日本に帰ると、「宇多田ヒカルって、誰?」とか、「えーっ、知らないの?」とびっくりされました。でも、数日間日本に居ると、話についていけてしまう。と、いうことは、情報が薄っぺらいわけなんですね。
2001年の同時多発テロのとき、ニューヨークから南下したバハマに居ました。日本ではめちゃくちゃ騒いでいる、というのをメールなどで聞いていましたが、日本より何倍もニューヨークから近いバハマでは落ち着いたものでした。確かに、宿泊客は減りましたが、激減したのは日本くらいでした。
なんでも、大げさに言うんですね、視聴率を上げるために。でも、世の中って、そんなに悪くなっていますか?悪くなっているとしたら、悪くなっている、と思っているからなのではないかな?
ゴミが分別され、自動車の燃費が良くなって、良くなっていることもいっぱいあるんですよね。
子どもたちを指導しながら、あれに気をつけろ、これはしちゃダメというのではなく、「今の、良かったね」とか、「今みたいに取れるといいね」など、できたことを褒め、やったことを認めるようにしています。
それから、「うまくできないんじゃないかな・・」などの雑念が入らない集中力を身につけるための、イメージカードを使ったイメージトレーニングを導入しています。
これからの世の中、テニスを通じて、健全な考え方を身につけてくれれば、と思っています。
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