東陽テニスクラブのこと

RYU

2008年11月01日 00:48

リューテニスアカデミーは、施設を持たないジュニアテニスアカデミーです。東陽テニスクラブさんをお借りして、運営しているのです。

自社の施設ではないので、何から何まで思うように・・というわけにはいきません。クラブハウスはないですから、レッスンの合間や親御さんの待機時など、快適環境を用意できません。

しかし、子どもの成長を考えたとき、東陽テニスクラブさんを借りて、本当に良かったと思うのです。




東陽テニスクラブには管理人さんがいらっしゃいます。管理人さんは、学校で子どもたちに読み聞かせをしたり、学童の先生だったことがある、非常に子どもへの理解が深い方なんです。子どものレッスンを待っている間、親御さんとお話をしたり、新鮮なお野菜を分けていただいたりしています。

管理人さんご自身の子育ても終えており、お孫さんもいらっしゃいます。ですから、親御さんにとって、非常に心強い相談役となってくれているのです。

また、管理人さんのご主人は、元中学の先生。私自身もときどきお話を伺いますが、本当に勉強になるのです!




アメリカで指導しているコーチも言っていましたが、子どもを指導するとき、非常に大切な要因となるのは、親と子の関係です。良い、悪いのことではなく、愛情が親子の間で存在するかが、勝負どころでのパフォーマンスに大きな影響を与えるのです。

僕は、結婚もしていないし、子どももいません。ですので、経験上という話はできません。しかし、親の不安(子育てに関わらず、生活全般)が、いろいろな形で、子どもに良くない影響を与えると思うのです。

ですが、どんなに勉強したり、分かっていたとしても、親御さんを教育することは、自分にはできません。コーチとしてできることは、接している子どもたちに、テニスだけでなく、これからの人生において大切な、健全な考え方を、子どもたちに分かりやすい方法で伝えることです。

管理人さんは私のこの方針を理解し、良き理解者として応援してくれています。待っていらっしゃる親御さんにもやさしく接してくれているのです。子どもたちにも時々、お菓子をくれたり・・・^^

ですから、レッスンが本当にやりやすい!非常に理想的な形の”子どもの育成”環境を提供できていると感じるのです。




日本中で一番、子どもの気持ちを考えるテニスクラブと繋がりを持てていること。

このことは、何かの力が働いているようにしか、思うことができないのです。




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