リューテニのレッスン
眼球運動トレーニング、SAQ(俊敏性向上トレーニング)、コミュニケーションラリー、条件ドリル、ホームランゲーム・・・
リューテニのレッスンで行っている代表的なことです。
眼球運動トレーニングは、視覚能力の向上のため。外で思いっきり遊ぶことが少なく、小さな画面でゲームをやったりする現代、目ん玉を動かすトレーニングは大切です。目が見えなくなったら、いろいろ大変ですよね。目という器官は入力器官としてはテニスに限らず、非常にポイントとなる器官です。
SAQではラダーやクレージーボールなど。やろうと思えば、他にもSAQのトレーニングはいろいろできますね。また、テニスという競技には大切であり、(プレ)ゴールデンエイジ期(5~12歳)には非常に有効です。飽きないよう、短時間でも行っています。また、その要素を入れたテニスドリルも行います。
コミュニケーションラリーは互いに話をしながら打ち合いをします。例えば、しりとりラリー。しりとりをしながら行います。遊びに見えますが、この効果は抜群です。また、相手にフォアかバック、どちらで打つかを指示しながらラリーしたりと、バリエーションは無限です。また、動作や状態に合わせたワード(バウンド、ヒットなど)を言いながらラリーしたり、そのタイミングを変化させたり。言いながらラリーっていうのが、重要なポイント!
条件ドリルは条件、つまり、AならB、CならDというように、条件を決めて行うドリル。先のコミュニケーションラリーも一種の条件ドリルですね。赤、と言われたら赤のターゲットに打ち、ブルーと言われたら青に打つ。トマト、と言われたら? そんな発想力も大切にしながら、上位クラスではこどもたち同士で言っています。簡単すぎたり、難しすぎると脳は活性化しない・・・この人はどうしたらスリリングなこのゲームを楽しめるかを考えること。相手のことを考えて条件を決めることは、出題者も実行者も、互いに練習になる。この点において、コミュニケーションが運動能力を伸ばす、と言っている所以です。
実はこれらコミュニケーションラリーと条件ドリルは、開発した
エブリィテニスの一番の売り。基準は決められたルールではなく、ただ一つ、『楽しいかどうか?』です。
最後、ホームランゲームは、プラスチックのパイプでボールを打ちます。これは静岡のチームの練習を取り入れさせていただきました。コートを越せたらホームラン。または、4球中4球がネットを越えたらヒット×4でホームラン、と認めます。スイングのための身体の使い方が身に付きます。
もちろん、技術練習もやっていますが、僕のジュニア指導の理想は、技術を教えずに習得させることです。これはずーっと考えながら指導しています。絶対にその形はできると思っていますが、まだ25%くらいだと思います。
まだまだジュニア指導を楽しめそうです^^
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