『集中力』と『愛』の関係
今日のプレーヤーズは雨天のため、インドアで練習です。
インドアだと風がないので、ボール積みにはもってこいです。
ボール積みはその選手の集中力の程度がわかり、またそれ自体が集中力を養ってくれます。
沙紀ちゃん2個積み×5セット成功・・・あっ、落ちちゃった!
さて・・ちょっと集中について、お話をしましょう。
「よし!集中だ!」と試合中も選手から良く聞きますが、集中って、なんでしょう?
実は集中って、『する』ものではなくって、その状態に『入る』ことなんです。
で、どういうときが『入って』いるときかというと、そのやっていることの本質(対象)に意識を向けているときです。
ボール積みやテニスだと、ボールに意識を向けているとき、となりますね。
ボールに意識を向けると、ボールの微細な動きを敏感にキャッチできます。ボール積みでは、手の感覚が情報をキャッチするわけです。
手が感じる、ボールからの圧力(落ちそうになるチカラ)がなくなったとき、ボール積みが成功するのです。
だから、「どうやったらできるのかな?」とか、「絶対アイツより早く積むぞ!」って考えているうちは、自意識(=自分に対する意識)過剰で、とても意識をボールに向けられず、ボールからの情報もキャッチできないわけです。
ところで・・・
一流選手ほど、この集中力は高いのですが、彼らは『感謝』の念でいっぱいだそうです。
『感謝』とは、相手に対する『愛』です。
相手は何をすると喜ぶのかな?何をあげれば喜ぶかな?っていう情報は、相手に意識を向けなければ受け取れないでしょう・・。
愛がなければ、これって、とっても難しいですよね。
集中力と愛の関係はとても深いのです・・・
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