『集中力』と『愛』の関係

RYU

2007年05月25日 23:15

今日のプレーヤーズは雨天のため、インドアで練習です。


インドアだと風がないので、ボール積みにはもってこいです。


ボール積みはその選手の集中力の程度がわかり、またそれ自体が集中力を養ってくれます。



沙紀ちゃん2個積み×5セット成功・・・あっ、落ちちゃった!



さて・・ちょっと集中について、お話をしましょう。


「よし!集中だ!」と試合中も選手から良く聞きますが、集中って、なんでしょう?


実は集中って、『する』ものではなくって、その状態に『入る』ことなんです。


で、どういうときが『入って』いるときかというと、そのやっていることの本質(対象)に意識を向けているときです。


ボール積みやテニスだと、ボールに意識を向けているとき、となりますね。


ボールに意識を向けると、ボールの微細な動きを敏感にキャッチできます。ボール積みでは、手の感覚が情報をキャッチするわけです。


手が感じる、ボールからの圧力(落ちそうになるチカラ)がなくなったとき、ボール積みが成功するのです。


だから、「どうやったらできるのかな?」とか、「絶対アイツより早く積むぞ!」って考えているうちは、自意識(=自分に対する意識)過剰で、とても意識をボールに向けられず、ボールからの情報もキャッチできないわけです。



ところで・・・


一流選手ほど、この集中力は高いのですが、彼らは『感謝』の念でいっぱいだそうです。


『感謝』とは、相手に対する『愛』です。


相手は何をすると喜ぶのかな?何をあげれば喜ぶかな?っていう情報は、相手に意識を向けなければ受け取れないでしょう・・。


愛がなければ、これって、とっても難しいですよね。




集中力と愛の関係はとても深いのです・・・



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