生徒の一人、小1の女の子Kちゃんは、4月からリューテニスアカデミーでテニスをはじめました。きっかけはwiiスポーツのテニス・笑。本当に楽しいようで、練習の後は必ず自主練でサーブを練習し、9月には初めての大会にも出ました。
でも、急にたくさんの練習をやりすぎたため、背中に負担がかかり、お医者さんは「疲労」と診断し、しばらく休むことを提案。私も、お母さんと話し、今月と来月は休むようにしました。
Kちゃんはテニスができない日々がつらいようで、「おともだちと遊べなくてもいいから、テニスがしたい」と言ったそうです。本当にテニスが大好きなKちゃん・・・
人は他人の熱意に絆されるようで、Kちゃんの自主練の取り組みを見て、自主練するようになった子がたくさんいるほどです。だから、Kちゃんの元(Kちゃんのお母さんのメール)にはたくさんのリューテニキッズから、「早く治ってね!待ってるよ!」というメールが来たそうです。私も、レッスンの合間にリューテニキッズのビデオレターを撮り、メールしました。それらが、何よりもうれしいようです。
コートに戻ってきたら、たくさんテニスができるよ!そして、お友達も笑顔で待ってるよ!
30日火曜日のレッスン日誌です。
キッズエリート(15:00~16:00) 参加者2名
MKYくん、MTSくんの小1コンビです。各種ステップを混ぜてのランニング~ストレッチ~セルフキャッチボール各種~ボール投げ~フラフープゲーム~ボールを打ってコントロール。
休憩を挟み、ジャイアントラケットで大きなボールを打ち合う練習を。ボールを二人で続ける、というのはこのくらいの歳から、しばらくのテーマとなります。今はまだ、相手の立場にたって、ボールをコントロールすることがよくわからないと思いますが、続けるためにはこのことを考える必要があります。上手に打つ技術を教えるのも大切かもしれませんが、どうすれば続けられるのかを考え、悩んだ末に自分で見つければ、それは自信につながるし、そこで指導をすることで吸収も速いでしょう。スポーツを通じて、このようなことを学ばせることは、子どもたちを教えるスポーツ指導者は皆、考えて指導しています。無責任になることなく、子どもたちが自分で学ぶ機会を奪ってしまわないようにしたいものです(とても難しいです^^;)。
レッスン終了後の自主練タイムで、あれだけ苦労したジャイアントラケットでの打ち合いを、二人で楽しそうにやっていました。子どもはやはり、物事に楽しさを見つけるチャンピオンです。
U10(16:30~18:00) 参加者7名
ランニング~ストレッチ~ダッシュでウォームアップ。ボールころがしラリーをしたあと、スポンジボールでミニラリーを。そしてミニコートでのチャンピオンゲーム。・・とはいっても、今日は最初から最後までコーチがチャンピオンでした^^;。
フォア&バックの練習では、イメージリハーサルを用いてフォームの改善を。振り方や持ち方は一切言いませんが、彼らのやわらかく素直な脳は、見たものをしっかりと記憶し、筋肉に動かし方やタイミングの命令を送ってくれているのがよくわかります。たくさんボールを打ちました。2種類のボールを、ターゲットを打ち分ける練習もしました。ボールを見て、瞬時に判断し、的確にコントロールするというのはよりテニスという競技に近い練習になるのです。
ボレーの練習でもイメージリハーサルを。足のステップはみんな知っていますが、ではどんなフォームを目指すのか、というゴールを確認してもらうためにやりました。ボレーは形ではないと思います。タイミングと、ボールへの入り方です。タイミングほど、言葉で表現することが困難なものはありません。それをしようとすると、長島監督のように、「グーッ、といって、パッ、だ。」のような表現になるでしょう^^。形だけではなく、タイミングも覚えられるのが、イメージリハーサルの最大のメリットのひとつです。
サーブの練習。女の子が多いクラスですが、だいぶ体を大きく使えるようになってきました。もう一息かな・・。Aちゃんはかなりよくなりましたね!
最後はジャンプドリル~ストレッチで終了!
U15(18:30~20:00) 参加者3名
今日は全員小学生。いつも参加の高校生たちは、学校のテストをがんばってることでしょう(がんばれよっ!)。ランニング~ストレッチでスタート。
ターゲットをつけたミニラリー~ミニコートでのダブルスゲーム。ボールをコントロールをすることが、テニス競技の大テーマです。それを実感するためには、ターゲットをつけての練習やミニコートでのテニスがひとつの方法です。
その後は、フォア&バックのイメージリハーサル練習。U10と違い、どんなボールを打つか、というボールイメージを持たせました。この練習によって、3人ともかなりよくなり、3人ともに上達を実感できているようです。ボールをたくさん打ち、振り回しをし、その後にコーチと打ち合いをしましたが、打ち合いの中で使えている点が、イメージリハーサルの威力であり、彼らの努力の賜物でしょう。3人とも、厳しい練習によくついてきました。
最後はダブルス形式を。まだネットプレーは・・・ですが、展開を作って攻めていく、ということ(彼らには、物語をつくってテニスをしよう、と話をしました)の大切さを感じたようで、それがうまくいったときにはとてもうれしい、ということでした。
最後はストレッチで終了!お疲れさん!