10月31日(水)のレッスン日誌

RYU

2007年11月01日 02:29

U10(16:00~17:30) 参加者7名

ランニング~ボール積み~ストレッチ~フットワークドリル~シャトルランでウォームアップ。ボール積みは、以前バンバンできた子が不思議とぜんぜんできなかったり、できなかった子が突然できたり・・。

コーチ「なんでだろうね?」
生徒「集中していないから!」
コーチ「ほう・・。じゃあ、集中って、どこの働き?」
Kくん「脳!」
コーチ「正解!」

そんな話から、脳波と気持ちの状態の関係について話を。みんな興味深く聞いてました。


そのあと、フォア&バック、ボレー、スマッシュをイメージリハーサルで学習。そしてフォア&バックのドリル、ボレーのドリル、フォア&バックの振り回しを。今日の練習は以上!ものすごーく、単調な練習でした。彼らは何を学んだでしょうか?

ゲームは最後に、ダブルス形式のチャンピオンゲームを。技術はもちろん、集中して取り組むことが求められます。展開が速く、難しいゲームですが、なんとかみんなついてきました。

ストレッチを行い、終了。

今日で約1年コーチと一緒にがんばってきたNくんがお別れです。Nくん(小2)は違うクラブから移ってきた子で、遠いところからよく通ってきてくれました。速いボールを打つことが大好きで、とてもよいボールを打つのですが、試合にはなかなか出ようとはしませんでした。しかし、9月の3年生までの大会にデビューするために夏休みの集中練習をがんばり、大会でもがんばり、自信がついたのか、それからたくさん練習して強くなりたい、と積極的になってくれました。

でも、家とアカデミーの遠さがネックで、週に2回3回とリューテニに通うことはできない、ということで他のクラブに移ることになりました。もちろん、私は教えていきたいのですが、彼の進む道を尊重し、喜んで応援します。Nくん、がんばれよっ!



プレーヤーズ(17:00~20:30) 参加者4名

ラダートレーニングからスタート。たくさんのバリエーションがありますから、飽きずに取り組めるのがラダーのいいところですね。反面、やめられなくなってしまうのが・・・・。

縄跳び、テニスボールリフティング、ダイナミックストレッチ、ステップドリルといつものトレーニング、そしてコントロールラリー。

その後、ベースラインからのショット、ネットプレー3球ドリル、バタフライドリル(スペインドリル)を。これらの練習をいかに確実に『コントロール』できるか、を上達のバロメータとしてみています。が、この1ヶ月ほどで驚くほど良くなっていることを感じます。

どの国でも、上位に入るプレーヤー達(年齢は関係なく)はみな、当たり前ですがコントロールが良いです。そして、それはコントロールしよう、という意識の上になされるのです。人は、幾分かは制限を与えられたほうが、実力を発揮しやすく、特に日本人はそれが顕著な気がします(島国で、移動範囲が『限られているから』かな?)。自分の好き勝手に打ちまくることは、アウト・オブ・コントロール、つまり、操作不能に陥ります。何の操作をするか、といえば、もちろんボールなんですが、その前に、自分自身をコントロールする必要があるのです。

ほとんどの人は怪我もなく、体調万全で臨んだ試合ほど、実力が発揮できなかったり、集中状態(ゾーン)に入りきれずに試合を終えたりします。対して、どこかに痛みがあり、テーピングを巻いて臨むようなときほど、思った以上の内容になることがあります。

車のハンドルには『あそび』があり、ちょっぴりステアリングをきっただけでは車は動きませんね。この『あそび』がないと、車の操作は難しく、反対に『あそび』が多すぎれば危険です。コントロール、とはすなはち、そのようなものです。

練習では、打ち方やスキルを磨くことも必要ですが、このような正しい意識を持つ癖をつけることも大切だと感じます。何よりも、プレーヤーズの選手たちが証明してくれています。

最後はシングルスのチャンピオンゲームを。イージーミスが驚くほど減り、展開を持ってプレーを完結させることを何度か成功させていました。これまで、展開のあるプレーイメージはあったでしょうが、そこまでもっていくためのラリーができていなかったために、不完全燃焼のポイントが多かった。。その辺に気づいたのは大きな進歩です!後は、練習量です。

筋トレとストレッチをいつものように行ってから終了、ご苦労さんでした!


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