11月7日(水) ココロの満足を求めて・・・

RYU

2007年11月08日 00:10

おかげさまで忙しい日々のリューコーチです。ありがたいです^^
ところで、忙しいの、”忙”という漢字の意味を、少し前に知りました。りっしんべんは心を表しますから、『心を亡くす』ということです。あれやこれやとやることがあって、落ち着くまもなく、自分や相手の心を気遣えない状態、ということ(だったかな^^;)。逆に言うと、いくら忙しくても、心遣いを忘れてはいけないよ、ということかな??
反省し、明日からまた顔晴ろう(がんばろう)!

さて、レッスン日誌です。

U10(16:00~17:30) 参加者4名

ランニング~テニスドリブル(テニスボールをラケットで下につきながら走る)~ボール積み~ストレッチでウォームアップ。そしてミニラリーを。途中からはターゲットをつけて行いました。コントロールが大切ですよ!

その後、ミニコートでピンポンのように交代で打つというルールで、ダブルスを。どうも意識がボールではなく、他にいってしまっている様子。とても楽しそうなんですが・・4人ともに試合参加経験がある子たちだけに、注意しました。

なんでもそうですが、本当の楽しさ(本質)を得るためには、苦しさなどの壁を越えることが大切です。走っていると苦しさの後に、ランナーズハイという、急に楽に感じる瞬間が来ますが、ちょうどこれのようなものです。ちなみに、苦しいと感じるか、どう感じるかは人それぞれで、集中力の高い人は知らず知らずにできてしまうから、苦しくないのです(これが、一流へのキーだと思います)。話をテニスに戻しましょう。上達してくれば、ミスが少なくなり、集中しやすくなりますが、まだミスばかりのときは、楽しさをそこにではなく、やっていること自体に求めるようになるようです。子どもたちであれば、「これで、どうだー!」とか、「このやろー!」と言いながら打つようなときです。しかし、それはテニスの本当の楽しさではなく、テニスでもなんでもいい、遊びの楽しさです。そのような、表面的な楽しさと、本当の楽しさ(本質)の違いは、大人であればわかりそうですが、子どもにはわかりにくい・・のかも知れません。

ともかく、そのようなことを指導してから、スポンジボールのチャンピオンゲームをやりました。気持ちの入ったボールを打っているのがわかります。聞いて見ると、そのへんの違いを理解したようです。よしよし。

そのあと、フォア&バックの指導のために、『龍の穴』へ。プロの連続写真を見て、マネをしてから、ミラーを見ながら、コーチの動きのマネを。脳は、目で見たものを、全て記憶しているようなので、そのときは完全にコピーできていなくてもいいのです。それが必要になったとき、活かされる、と言うことだと思います。

コートに戻り、フォア&バックの練習。3種類のボールを、決められた3つのターゲットに打っていきました。そして振り回し。一人10球入ったらクリアです。ボールのタイミングにあわせようとしているかを、コーチは見ています。

最後は、シングルスのチャンピオンゲーム。ミスしたほうは、即アウト。すぐに次の子が代わりに入る、という、展開の速いゲームです。ほとんど最初のショットが動きながら、だされたボールに合わせる感じなので難しい様子・・。しかし、なかには、バランス崩しながらもコントロールできたショットもありました。



プレーヤーズ(17:00~20:30) 参加者3名

最初は身体を大きく動かすためのダイナミックストレッチを。なかなか思うように身体を動かせない様子。そのあと、フォア&バックのベースラインからのショットの練習。

2球打ちの練習。ベースラインからのスライス+短いボールのアタックを。ターゲットをつけて行いました。たくさんやりましたが、なかなかコントロールが定まりません。技術力の未熟さもあるかもしれませんが、コントロールをする、ということに対する考えの甘さを疑いました。ターゲット(コーン)を狙って打ち、結果としてどこに落ちたのかで、自分自身がどう感じるか。これが、アバウトな人(別にターゲットから離れていても、コートに入っていればいい、というような考えの人など)は、上達のスピードは遅いのです。逆に、たとえ当たったとしても、ボールの質が甘かった、コーンの吹き飛び方がイメージと違ったなど、自分の成功イメージを強く持ち、それを実行し、評価できる人は、上達は早いはずです。ちなみにフェデラー選手はジュニアの頃、自分にものすごく厳しく、試合中であってもショットが決まっても自分に怒っていたそうですが・・・まあ、それは特別としても、自分が自分自身に「やる!」と決めて、やろうとする人はやはり強い選手になるでしょう。

その練習のあと、それぞれの選手が、ターゲットからどのくらいの範囲であればOKとするかについて聞き、実際にOKとする範囲にボールを置き、ショットを打つ場所から確認させました。悩みながらも置いたボール・・・その範囲内にボールをコントロールしていくぞ!という強い気持ちを持ち続け、がんばってほしいです。それが、自分自身との約束を守ることで、それが自分を強くしますよ!

そのあと、今週末のダブルスのための練習を。コーチを入れて2対2の練習。動きやポジションの甘さはありますが(さすがに、ダブルス得意のYくんは良いポジション取りをします)、その前に攻撃する!という気持ちをもってプレーしているかが大切です。自分のところに来てから動くのでは遅いわけで、その点では二人ともシングルスの気持ちでプレーしていく必要があるのです。自分の動きが良ければ、パートナーも動かなくてはならなくなります。それが、パートナーに気を使うばかりで、自分のプレーもできない、というのは最悪です。自然界の波動の法則で、自分が気分よくプレーすることで、パートナーもつられて良くなるのです。意識レベルは高く!集中して!取り組むこと!

最後はサーブ。トスの位置と、ボールへのラケットのあてかたを説明しました。なかなかモチベーション高く取り組んでいます。OK!筋トレ、ストレッチをして終了!!


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