テニス選手の3つの能力~その② 『応用力』

RYU

2007年01月25日 01:45

『応用力』があること


ミスの少ない人というのは、『応用力』が優れています。応用力って、なんでも器用にこなしてしまうような人と思いがちですが、地味にミスの少ない人だって、すごく応用力が優れているのです。


テニスは、外力(相手やサーブでトスしたして落ちるときの重力など)が加わったボールを打ちますね。どんな風な外力がかかるか、というのは一定ではありません。さっきと全く同じボールだ!なんてことはありません。


その、いつも違う外力がかかった状態のボールを、いつもコート内に打ち返すのですから、これはいろいろなボールに対応する応用力がないとできないのです。


試合で勝ち上がるためにミスをしないことを目標にし、みんなラリーの練習ばかりやります。でも、それではダメなんですよ。どういうことか、わかりますか?


同じ人、同じコート、同じ環境、同じボールで打っていても変化が少ないから、応用力というのが身につかないのです。


「練習ではいいのに、試合では全くダメ・・・」という人は、応用力がない可能性があります。


では、どうすれば応用力が身につくのでしょう?


それは普段から、見聞きしたことなどを、テニスに当てはめる癖を付けることです。

「そういえば、泣くときって、かなしい思いをしてから泣くっていう動作になるのに、テニスではミスをするっていう動作が先にあって、悲しくなったり悔しくなるのになあ。。ひょっとして泣くときと一緒で、思いが最初で、その後にその思いに合った動作がくるのかな?もしそうだとしたら・・・そうか!じゃあ、連続していいプレーをしたいときは、ミスしても悔しいとか思わないほうがいいんだ!ミスしても、いいショットが決まったときのように前向きな気持ちを持つ癖ができると、きっと本当にいいショットが決まるようになるんだ!


また、打ち方や動き方などの技術も同じです。「このスイングって、あの動きに似ているナ・・」っていう感じで、上達のコツを見つけることもできます。


そして、いろんな人と打ち、いろんなところで練習して、いろんな大会に出て、いろんなコーチから指導を受ける(理想です)・・・これが、『応用力』のあるプレーを身につけるためには大切なのですよ!




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