③なんでも
『プラス発想』できること
あなたは猫ちゃんを見たとき、なんと思いますか?
「かわいいなあ!」
そう思う人もいる一方で、
「うわあ、怖い!」
って思う人もいるのです。
対象=猫ちゃんは変わりませんが、その人の持つ、猫ちゃんに対する印象が違うのですね。
これをテニスに当てはめると、対象は例えばボールです。
試合中にボールを見ているとき、
余裕でリードしているときと、もう後がない状況のときに、おなじ気持ちでボールを見れますか?
めちゃくちゃサーブが調子がいいときと、ダブルフォルトばかりのときは、ボールの見え方は同じですか?
ボールは猫ちゃんと同じで、変わりません。変わらないけど、やっぱりボールに対する印象が違うのです。
ポイントは、物事に対する”捉え方”です。
そして、捉え方には人それぞれ傾向があるのです。
大きく2種類に分けられ、ひとつは『プラス発想』癖のある人、もうひとつは『マイナス発想」癖がある人です。
『プラス発想』タイプは上達が速いのですが、『マイナス発想』タイプは成長を阻害してしまうので、上達は遅いのです。
調子よくどんどんプレーしているときには両者とも上機嫌です(中には、ひどい『マイナス発想』タイプの人はそれでも機嫌が悪い人もいます)。
問題は、ミスしたり、相手にエースを取られたりしたときです。
『マイナス発想』タイプの人は、そのことにこだわり、アタマの中をマイナスイメージでいっぱいにしてしまい、またミスを引き起こします。大いに反省しないと、またおなじミスを繰り返しそうで、「なんでだろう~?」って考えてしまうのです。
対して、『プラス発想』タイプの人は、ミスや相手のエースを素直に認め、次のプレーのためにアタマを使うことができます。アタマの中のイメージが、自分の今後の動作を支配することを知っているからです。
この2つのタイプは、不思議なことですが、お互いをなかなか分かり合えません。『マイナス発想』癖のある人は、なんで『プラス発想』タイプの人はミスしても楽観的でいられるかがわからないんです。
考え方や捉え方を急に変えろと言われても難しいものです。そこで、口をついて出るコトバや表情は”明るいもの”に変えてみましょう!もちろん、ココロの中で思っていなくてもいいんです。
ミスしたら、「オレはなんてドジなんだ!」の変わりに、「それでもオレってがんばってるよな!」とか、「まだゲームセットじゃなくてよかった!」とか言って、表情や態度も堂々と胸を張っていてください。
うれしいことがあったときに喜ぶように、ミスしたときにうなだれたり、残念がることは実はとっても普通のことです。
でも、何があっても乗り越えられる人というのは、普通の考えではないのです。
でも、よく考えてみれば64人のトーナメントで優勝するためには、ただ一人負けてはダメなんです。63人は普通の人だとすれば、優勝者は普通じゃないんですよ。
自分はどうも、『マイナス発想』タイプだな・・と思う方。。
まずはミスしたときの、コトバと表情を変えてみましょう!次に良いプレーを望むのであれば、良いプレーをしようとすることなんかじゃなくて、ミスしたときのコトバと表情を明るいものにするだけでいいのですよ!
ボールがいつも、『なにやってもコートに入りそうな気がする』って思えたらおめでとうございます!『プラス発想』タイプへの仲間入りです!!
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