昨日と今日、遠州浜にある
あすなろ幼稚園さんで体験キッズテニスをやってきました。2月と3月にもお邪魔し、そのときはもう卒園も間近の年長さんでしたが、今回はなんと!まだ3~4歳の年少さん!いったいどうなるのか、テニスのお兄さんとして何ができるのか・・・不安でしたが、素敵な時間になるのでは、と楽しみでした。
実施前、改めて、『テニスという競技特性』を考えてみました。
競技の特徴
・2人で続ける、ゲームをする
・道具でボールを打つ→とる、さわる
・小さなボールであそぶ
・ひとりで全部やる
競技に必要、また、獲得が期待できる運動能力
・リアクションスピード(反応スピード)
・回転運動
・あらゆる方向への移動
・投球スキル
それらを、網羅したドリルを考えたんですが・・・1日目をやった時点で、全てを網羅するのはかなり困難なことだと判明^^;特に、まだ団体の中の自分、としてみれない(あくまで、コーチ対自分)ということを学び、2人で何かをするというのは、年少さんにはまだ必要ないかな、と。また、道具を使ってボールを打つことも、この段階で必要なことなのか?と思いました。小さなボールを使ってボールをとる、集めるといったことは意味がありそうです(リューテニのボールにはパンダ、ゾウ、ウサギの絵が描いてあり、ボールを見てくれやすいです)。また、ひとりで全部やる・・・うーん、人間ほど独り立ちに時間がかかる生物はいないわけで、この年代にむりやり一人でやらせる、というのにも疑問があります(というか、できないです)。
しかし、ボールを使ったいろいろな遊びを提供したり、ボールを何かに見立てて妄想の中でボールに親しむ・・・それによって、リアクション能力や回転運動、投球スキルなどの育成が期待できるか・・・と思いました。
とにかく、本当に勉強になります。すばらしい機会を提供していただいているあすなろ幼稚園の坂本園長先生には頭が上がりません。あすなろ幼稚園は、先生方の接し方はもちろん、園長先生の考え方がすばらしく、自分の子どもがいればここに預けたいと本気で思えます。
23日には年長さんのキッズテニス体験です。より良いものを提供し、さらに勉強させていただこうと思っています!