2015.2.6 テニスを小学校体育で教えることができるのか?

テニスを小学校体育で教えることができるのか?

現在明示されている学習指導要領は平成20年改訂のもの。
小学校高学年体育科の学習指導要領の「ボール運動系」の取り扱いについて、以下のように分類されています。

・ゴール型(バスケットボール、サッカー、ハンドボール、タグラグビー、フラッグフットボール)
・ネット型(ソフトバレーボール、プレルボール)
・ベースボール型(ソフトボール、ティーボール)

( )内は、指導要領中に提示されている種目です。
そして、ここが大切なポイントですが、高学年はその他の運動についてはこれらに”替えて指導”が可能、とされています。
つまり、( )内の種目に限らず、3つの分類に当てはまるものならばOKということなのです。
テニス指導は小学高学年において、認められるのです。

しかし、一般的には提示されていないものや、指導例がないものというのは、指導成果をあげなければならない現場にとっては取り扱いが難しいものです。
そのため、提示されているもの、実践例があるものに落ち着くようです。

すると、いかに( )内に入れるか、となりますが、①今までの授業実践の実績から、というのと、②児童の体をめぐる問題への対応(教育政策)として示されるようです。授業実践の実績からの例として、ソフトバレーボール、ハンドボール、タグラグビー、教育政策としては、体ほぐし運動、多様な動きをつくる運動があるようです。

次回の改訂時に、テニスが入るには、授業実践の実績をあげることが必要です。
そのためには、テニスが適している(教育の観点、用具など)ことを示すことが肝要です。

教育現場と、テニス事業者が協力することの必要性が見えてきます。


テニスからいかに学べるか?教育現場に今、何が必要なのか?


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