なんだか最近はNPO関係の日記が多い気がします・・・
今日も類にもれず、NPO関係の日記ですよ！
今日は鹿谷町にある学童保育施設、NPO Happy Kids After Schoolの池澤理事長にお時間をいただき、話を伺ってきました。
特定非営利活動法人Happy Kids After Schoolのホームページ
http://happykids.hamazo.tv/
池澤さんとは実は昨年の夏、今年も開催した『テニス＆イングリッシュ ワンデイキャンプinならここの里』にお子様が参加してくれた際に、少しだけお目にかかっていたのです。当日はバタバタしていて、池澤さんもすぐにお帰りになられたので、お話もできずじまい・・・でしたが、参加してくれた子を良く覚えていました。
今回は、リューテニの生徒Sちゃんのお母さんから、「コーチ！ぜひ会ってみてください！！！」と言われていたので、興味を持っていました。それで連絡をして、ご多忙の中、お時間をいただいちゃったのです。
施設にお邪魔したのですが、すぐ前に真っ白な送迎バスが停まっていて、明るく、清潔感あふれるスペースが印象的でした。なんとここで毎日、英語教師による英語の学習ができるんですって！通常、学童といえばほぼボランティアとしてできる内容となりますが、こちらでは毎日英語に触れ合うことができたり、他の習い事も可能、という学童に預けながら習い事もできてしまう、というシステムなんです。しかも、夕飯つき！送迎つき！
さらに、学童で問題となっている、4年生から上の児童の受け入れもしてくれています。私は最近まで学童は3年生まで、というのを知らず、『学童待機』となっている子どもたちがいることも知りませんでした。ためになったねぇ～、ためになったよぉ～
理事長の池澤さんは過去、パナマやメキシコに駐在員としていらっしゃったことがあり、私も幼児期はメキシコで過ごし、ホテルマン兼テニスコーチとしてバハマで仕事をしていたので、互いにラテンの血が騒ぐ！？いえ、共感できるところが、お話してて多く感じました。
小さな頃から始めるスポーツとして、テニスという競技のマイナー性を払拭し、テニスを普及していこうとしている私にとって、学童教育というのは大きなヒントをくれそうです。
お互い、そして子どもたちにとってメリットのあることができればいいなあ！！
さて、あと少しで遠州チャイルド大会が始まります。リューテニからは男の子2名、女の子4名が参戦します。前回参加した3名は明らかにレベルアップしており、その子達を追いかけてあと3名が、これまでの練習でがんばってきました。
レッスンでも、1週間前からは試合参加の子を中心に、打ち合いやゲーム練習を入れています。今回試合に出ない子も一緒になってやっていく、という雰囲気は大切だと感じます。楽しい練習の中に、個々で目指すものがある・・・そんな環境は、これからもつくっていきたいと思います。
強化はNくん一人が参加。Nくんは、中学では他の運動部に入り、練習をやってからリューテニに来ます。集中できないときは、ふらついたりしていますが、それは仕方ないことです。そんな状態で、気がうまく入らず、身体もうまく動いてくれない中で、うまくできない悔しさと戦うNくんは、本当に一生懸命と感じます。もちろん、他の生徒たちも、それぞれの状況の中で、それぞれ一生懸命だと思います。
指導していく中では、個々の状況を見るに、疲労やモチベーションの低さなどで『練習にならない』と感じることがあります。このことについて、これまで、私はこのような現状だけに左右されていました。しかし、状況ごとで、学べることはある。今は成果としてでなくても、後で気づくことになれば、それでいいんじゃないか。
どうすれば、生徒が試合で成果が出せるだろうか・・・どんな練習が、今の段階で適しているのだろうか・・・。そんなことを常に考え、勉強を続けます。それによって、恩恵を受けるのは誰だろう？・・・生徒たちだろうか？それとも、勉強した自分自身ではないだろうか？
そんなことを考えていると、勉強をしようと思える自分がいるのは、生徒たちがいるからであって、生徒たちに自分は成長させられているのではないか、と思いました。
勉強したことを、活かそうと思うことが、特には生徒たちではなく、自分自身のエゴにもなっているのかもしれない、と思うと、しっかりと考えなくてはならない、と。
勝ち負けへの固執から脱却することの難しさを、痛いほど感じました。
さあ、これから、力まず愉しく、指導していこう！
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