今日はリューテニに、もう一人コーチが来てくれました!
小田原でコーチをやってる、
ネギくん。フロリダでちょっとの間、指導させてもらったバックハンドの綺麗な日本人の男の子です。当時19歳、今は27歳だから、もう男の子ではないですね^^;
昔話を少々・・・
2001年、アメリカで同時多発テロが起こった年ですね。。僕はバハマで7ヶ月間、クラブメッド・パラダイスアイランドのスタッフとして働いたあと、そのまま日本に帰らず、フロリダに約1ヶ月間いました。
フロリダにはクラブメッド・サンドパイパーという、クラブメッドの系列店があって、そこで2週間のバカンスをもらっていたのですが、実は僕が大学生のときにここに来ていたことがあったのです。
チーム・スカンヂナビアという、ボスが日本人のテニスアカデミーがあり、ここでのトレーニングのため、大学3年の夏に来ていたのです。そのチームが借りていたテニスコート、それが、クラブメッド・サンドパイパーの20面くらいあるテニスコートでした。
大学の卒業のとき、外国でテニスを指導したい!と、クラブメッドの面接にパスし、晴れてクラブメッドのスタッフになったのですが、まさかまたこのクラブメッド・サンドパイパーに来ることになるとは、夢にも思いませんでした。クラブメッドは世界中に100箇所以上あるんですから・・
バハマを出る直前、チームスカンジナビアのホゼさん(コーチ)に連絡をとり、1ヶ月間だけコーチをする許可をもらいました。サンドパイパーのステイの後は、家一軒まで貸してくれました。
そこで大学時代の僕のように、日本の親元から離れ、一生懸命テニスに取り組んでいた一人、、
それが、今日きてくれた、ネギくんというわけです。
「RYUさんに以前フロリダでテニスを教えて頂いた事があるのですが。
覚えていますでしょうか。
HPを拝見させて頂き、RYUさんの行なっている事に大変興味を持たせていただきました。
現在、神奈川県のテニスクラブでジュニア育成を行っているのですが。
もっともっと色々な意味で広い視野でテニス指導をしたいと常に考えております。
私、浜松へ伺いますので、宜しければジュニア育成・テニス事業等、色々お話をお聞かせ頂けないでしょうか。」
こんなメールをいただき、そして来てくれました。
コーチ冥利、というのでしょうか。コーチとして、ちょっとだけですが関わっていた生徒が育ち、今はコーチとしてがんばっている。それが、うれしくないわけがありません。
しかも、『広い視野をもつ』という、僕がジュニアの指導で一番大切に思っていることを感じてくれているんだ!って、感動しました。
ネギくんともいろんな話をしました。関東では、とても上手な選手たちが、テニスばかりの毎日で止めてしまっている現状がある。それをなんとかしたい!という強い思いを感じました。チームスカンヂナビアでの最後の夜、生徒全員に講習会をしましたが、ネギくんは一生懸命に聞いてくれた印象が残っています。そんなまじめで、彼のような考え方のコーチが、これから日本のテニス界をひっぱっていくはずです。
そして、リューテニのレッスンにも参加してくれました。ネギくんは東京でのプライベートレッスンのため、途中で帰りましたが、こどもたちに後で聞いたら、「また来て欲しい!」って口をそろえていました。こどもたちには、わかるようです。
今、僕が教えている子達は、将来どうなるのかな。夢を叶える方法を、レッスンの中で教えていますが、夢、叶えて幸せな人生を送ってくれるかな。
テニスを教えていて良かった^^って、心から思えた一日でした!
ありがとう