JTAカンファレンスと特別指導者研修会

2012年より、国際テニス連盟(ITF)は10歳以下の試合では標準のイエローボールの使用を禁止し、そのかわりに遅めのレッド、オレンジ、またはグリーンボールの使用を義務付けるルールを導入

つまり、体格や年齢に応じた規格を作ったわけです。これまで、「子ども規格」が公式では存在しなかったテニス競技の敷居が低くなる可能性がでてきます。

これについて、ちょっと説明。

全てのテニス愛好家を対象とした技術レベルに対応した<コートサイズ><ボール><ラケット>で行うプログラムの総称をPlay&Stayと言い、とりわけ10歳以下の競技と指導に関する公式プログラムのことを、tennis10sと呼びます。

これまで、公式ではイエローボールの試合しかなかったものが、柔らかいボールの使用を《義務付けた》ことは、これからのテニス界を変えていく原動力になると思います。これによって、よりラリーを簡単にできるようになり、場所もテニスコートに限定することなく、様々な場所で行えることになります。すでにサッカーはサッカー場だけではなく、公園、体育館、ホール、幼稚園など、様々な場所でスクールを行っていますから、より身近に感じるものになっています。


リューテニでは昨年春のカンファレンス以降、すでにPlay&Stayのプログラムをベースに指導を行っています。今回2月20日のJTAカンファレンスでは、Play&Stayについてと、tennis10sの紹介が行われました。全国から集まった出席者は400名超。昨年よりも参加者が多くなり、関心が高まっているのを感じました。

翌日の21日は特別指導者研修会。こちらは30名限定。すでにPlay&Stayを導入している方が中心で、実施報告や問題点の確認など、互いに意見を出し合いながら進みました。昨年にも参加させていただいたこの研修会ですが、地域でのPlay&Stayを普及していくために集まったメンバーです。非常に活発な機会となり、勉強になりました。

テニスの普及が、頂点を高くするキーポイントである、というのは変わらぬ思いです。『てのひらけっと』はそれを体現した一つ。Play&Stayプログラム、そしてtennis10sの導入は思いを実現に導く上で非常に大きな決定事項。

これからが、とても楽しみです。


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