COACHとTEACH

中高英語の教職を採るために編入した日大の授業、教職課題演習のグループ発表の時の資料がでてきた。

『COACHとTEACHの違い』

事前に受講生に、それぞれのイメージについて、アンケートをとった結果が以下

COACH
双方向
隣にいる感じ
個別的
相談
スポーツの指導者
アドバイスする
方向性を与える
個別指導
分析・調整
相互協力
信じ、待ち、許す
能力に気づく
能力を引き出す

TEACH
一方的
上下
集団的
口頭
学校の先生
知識を与える
教えながら考えさせる
テキストを使用
基本的なことを教える
一斉指導
マニュアル
相手の変容を期待

これらは、それぞれの言葉が持つ、印象・場面・人(誰が)・手段・目的、いわゆる5W1Hの観点から答えてもらった一部。

すると、目的以外は対象的な答えが目立ったが、目的に関しては「能力を引き出す」「身につけさせる」と、類似した答えが目立った。

目的とは、指導者に求められること、であるわけだから、類似していることは当然と言えば当然です。僕がこの結果から改めて考えさせられたのが、指導には様々なプロセスがある、ということです。

テニスのコーチは、コーチであるから上のCOACHのプロセスだけでいいか、というと、TEACHの方が効果的な場面だってあるでしょう。

対象や状況に応じてコーチのスタンスを変えたり、レッスン中にうまくミックスできる能力が、指導者のスキルなんだろうな、と思いました。



理想的な指導者には、まだまだ遠いと感じる、今日この頃です・・


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この記事へのコメント
指導者の目的は、
「能力を引き出す」「身につけさせる」
『自分で試したくなる』 『楽しくなる』 『継続したくなる』
最初はプレイから入り、楽しくなり
ゲームで試したくなり、自ら身につけたいと思い
能力の必要性を感じ、受け入れる

ティーチもコーチも必要だし
楽しくさせる、ユーモア、遊び感覚、スリル、知識や経験
パフォーマンス、ショーマンシップ、全てが大事だと思う

そう言う所は、竜コーチは凄いな~
将来、静岡県知事になれるぐらいのパワーを持ってる気がする
Posted by ヒーロー at 2011年03月03日 13:12
>ヒーローコーチ

ありがとうございますっ!

悩みながらですが・・・だんだんと僕の求める、日本人に合った指導に近付けている気がしています。
Posted by RYU at 2011年03月04日 01:53
はじめまして

毎回、勉強させて頂いております。
いつもコメントを載せる勇気がなくて・・・
今回、はじめてお邪魔させていただきました。

家庭では2児の母、
職場では若い人材の育成に携わっています。
 
サポートして才能を引き出し開花させるというところは
子育てや人材育成も同じかもしれませんね。
(勝手に思い込んで、すみません)
そこが、とても難しいのですが・・・。

また勉強させていただきます!!
Posted by mameko at 2011年03月14日 13:36
>mamekoさん

コメントを、ありがとうございます。とてもうれしいです^^

子育てをするお母さんこそ、もっとも偉大なコーチだと思います。有形であるモノも与えますが、無形である愛情を、ずっと送り続けるからです。

僕は、まだまだ未熟ですので、知っていることを書くことはできても、実践できているか・・・

ゆっくり、歩いていきましょう^^
Posted by RYU at 2011年03月14日 18:40
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