11月8日(木) 『氣』のコントロール

キッズエリート(16:00~17:00) 参加者7名

おおっ、7人!!たくさんだと賑やかでうれしいです。

たくさんだと、こちらの気のエネルギーが低いとすぐに飲み込まれ、良いレッスンができなくなります。キッズエリートは、運動能力開発を主な目的にしているので、これをしなさい、これができないとダメ、という、上からのコントロールを極力省きます。その中で、テニスの動作を身につけさせていくことを目指しているのです。なので、子どもたちはとても楽しく、のびのびしてやっていますが、彼らの意識の方向を正しいほうに導けないと、しっちゃかめっちゃかです。これがうまく行くときもあれば、正直うまくいかないときもあります。

気づいたことは、高圧的な指導をせずに、彼らをうまく導くには、彼らの持っている良心的な部分に目を向けることが大切なようです。何をしていても、人はより良くなろうとしている、上達しようとしている、と理解しないと、目に付く悪いところにばかりこちらの気持ちがいってしまいます。どうやら、僕自身が自分の悪いところに意識がいってしまうような時は、子どもたちに対しても同じようになるようです。
いや、それとも、彼らがそういう大人の心を見抜いているからなのかもしれません。・・・いずれにしても、一生、気の修行ですね^^。

コーチと一緒にランニング(サイドステップ~スキップ~後ろ走り)、シグナルドリル(命令で決められたことをするドリル)、ストレッチ、ボール積みでウォームアップ。セルフキャッチボール、ボール投げ、フラフープゲーム、手のひラケットでボレー、『龍の穴』でシャドウスイング、ボールころがしラリー、サーブ、フォア&バック振り回しを。

フラフープゲームでは、いつもは「レッド!」と命令があれば赤のフラフープに入る、という感じですが、今回は難易度をアップ。「赤、緑、白、黄色!」なら、その順番に入り、最後の黄色のフープの中に座る、という感じで、記憶力も試されます。6コになると、コーチも覚えられません(笑)。手のひラケットでのボレーでは、男の子チームと女の子チームにわかれ、用意したフラフープに入れば得点、というゲームを。終盤まで男の子がリードしていましたが、最後の1球でなんと女の子が同点に!そして逆転!という大逆転劇をみせてくれましたー!それでも最後は『10秒握手』で全員と握手し、勝負の後はEverybody happy!で終わりました。

今日のレッスンは、幸い(?)彼らの気をうまく導けたようです!^^v


プレーヤーズ(17:00~20:30) 参加者5名

ラダートレーニングでスタート。新しいステップも覚えが早くなってきました。そして縄跳び、テニスボールリフティングを。今回、Tくんが3分間500回超を達成!おめでとう。ダイナミックストレッチ~ステップドリル~反応ドリルと続きます。

ベースラインからのスライス+前に詰めてアタックの2球打ちを。昨日も行ったものですが、コントロールの大切さを感じてもらうため、再度行いました。狙ったところに飛ばす、ということに対して、逃げてはなりません。ターゲットの大きさは人によって違うのはかまいませんが、もしも狙ったところに行かなかったらテニスをやめる!くらいの覚悟を持つことです。ただし、本当に行かなかったときは、自分を許すことが大切です。「今のは、ターゲットから右にラケット3本分離れていた」と、冷静に評価し、そこでスパッと忘れ、次に切り替える。その、『覚悟=readiness』『許し=forgiveness』『評価=evaluation』のRFEの3ステップ(勝手に命名)が、次にいくために大切です。次にいくのに必要なのは、アリ○ミンやグロ○サンではありません(笑)。
とはいえ、思春期の選手たちが、覚悟し、許す、という、反意的なものの見方を繰り返すのは非常に難しいでしょう。それを、『冷静に評価』・・・なるほど、これができる人は強いわけです。

そのあと、ターゲットをつけてバタフライミニラリー。片方はクロスへ、片方はダウンザラインへと打ち続けます。相手のショットコースを予測しながら、打たれたボールに合わせ、コントロールしていく繰り返しです。この、予測するということは、実戦ではとても大切なことです。

そしてダブルスのタイブレーク。YTくんは動きの勉強のために見学。そのあと、2対2の形でヒッティングを。最後はサーブで終了。


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