アスリートのための水分摂取プチ講座

これから暑い季節になってきますね。暑さによる事故は、気温が上がっていくこれからの時期が要注意です。

運動すると、体温が上昇します。それを冷やす目的で汗が出ます。しかし、体重の2%の水分が失われると脱水症状となってしまいます。ですから水分補給はテニスをはじめ、スポーツをする人にとっては練習と同じくらい大切なことと思います。水分摂取の仕方について、書きたいと思います。

まず、『運動中の水分の摂り方』と『普段しているような摂り方』が違うことを認識することです。これは、「胃の中の状態が違う」からです。

運動中は胃の消化能力が落ちており、一気に水分を摂取すると、吸収できません。胃の中で水分が踊ってしまうあの状況は多くの方が経験されているでしょう。

水分の摂り方としては運動する30分前までに400~600mlの水分を摂ります。そして、運動中は、胃の消化能力が落ちているため、100~200mlを10~15分ごとに摂取します。

水分の種類としては、運動前はアイソトニック(糖質8%付近)のものを摂ります。アミノ酸は、運動中の筋タンパクの分解を抑制する働きがあるため、アミノ酸入りがよいでしょう。

運動中は糖質6%付近のもので、ビタミン、ミネラルが入っているものがよいでしょう。汗からいろんなミネラルが排出されるためです。たくさん飲みたい方は、薄めるなどして%を低くしましょう。糖質が高いほど、吸収スピードは低くなってしまいます。

糖質は、飲料の「栄養成分表示」欄の『炭水化物』を参照ください。例えば、4.8g/100mlなら、約4.8%となります。最近のスポーツドリンク系飲料は糖質が低めになっているようですね。

メダリストジャパン(www.medalistjapan.com)のシトリックアミノシリーズが僕の周りでは評判高いですね。

以上、水分摂取についてでした!


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