今日は午前中に浜松こども館に行き、『テニスコーチ体験』をこどもたちにさせました。これは、毎年夏にやっているという、KodomouLandという企画のようで、いろんな仕事に就いている”達人”を呼び、達人の仕事ぶりを見たり、体験したり、という企画です。そのような企画ですぐに思いつくのが東京にあるキッザニア東京ですね。
こどもたちは、興味があってもなかなかとっつきにくい、というのをスタッフから聞いておりましたが・・さあ、どうなるかな?と楽しみにしていました。与えられた1時間、集まってくれたこどもたちを飽きさせずに、慣れない(当たり前ですが)コーチをさせるか・・・これが、僕のテーマとなりました。
達人である僕が紹介され、さあコーチをやってみよう!と言っても??に違いありません。一つずつ、まずは○○コーチといううネームカードをつくり、みんなに渡しました。さあ、これで途中で逃げられまい!(フフッ)心構えを教え、ラケットを「3万円ダゾ~」と渡し・・・としているうちに、こどもたちは意識が変わってきたようです。
生徒は、お母さんやボランティアの学生さんです。当たり前ですが、テニスをやったこともない幼児~小学生が大人にテニスを教えられるわけはありません。でも、僕が「じゃあ、これを教えてあげてね!」と言ったことを伝えることはできるのです。体操、ボールと友達になる、ラケットを振ってみる、ラケットにボールを当ててみる、試合をしてみる、という流れの中で、こどもたちは僕の言ったことを後になればなるほど、しっかりと覚えようとし、生徒であるお母さんたちに教えているのには感動しました。
試合のあとは僕が「では、生徒と整理体操をしてください!」というと、自分たちで最初にやった体操を思い出しながら教えていました。最後に生徒を前に大きな声で挨拶をし、ラケットとネームカードを戻して、8人のちびっこコーチたちは全員、しっかりと『コーチ』という仕事をやり遂げました。
僕も、こんなスムーズにいくとは思わなかったです。こども館のスタッフのサポートにも感謝!です。貴重な経験をしました。
さて、今回『教える達人』として招かれましたが、普段の指導についても考えてみました。当たり前かもしれませんが、生徒個人個人の元々持っている能力やその家族の尽力に頼ることなく、アカデミーの指導によって成果を出せることが私の目標です。100人生徒がいたら、100人全員が成果を出せる。やる気のあるないに関わらず、全員が成長をし、成果を出せるアカデミーが私の予てからの目標です、というのを思い出しました。
また8月10日にもやることになっているので、楽しみです!
土日は15:00~16:30でゲーム練習会を行います。通常練習ではしっかりと基本の学習やスキル学習、パターン学習を行うため、試合の練習の時間はありません。ですので、フルタイムの生徒が実戦の経験をつむためにゲーム練習会を設けています。
どのレベルでもフルタイマーは参加できるのですが、なぜか参加する気配がありません・・。今日はRくんが一人参加。ということで、コーチが相手になりました。辛くもタイブレークで勝利^^。まだ修正が必要な点がありますが、練習が活きていることを感じました。
チャレンジャーズ・準育成クラスではボールの遠投、サーブ、振り回しを。ここまではいつものように英語です。そのあとはストロークの練習。目的を定め、それをクリアした生徒には次の目的を与え、ひたすらストロークの練習をしました。リューテニには各ショットにおいて基本が存在します。それをしっかりとマスターすることが求められますが、つまりは、「打てれば良い」のではないのです。『条件』を与え、それをクリアしていなければ打てていてもNGです。小学校低学年でも高校生でも一緒です。ですから、上達したい!という目的のない子にとっては苦痛かもしれません。でも、テニススクール、というのはたくさんあり、楽しさや快適さ、便利さを売りにしているスクールもあるのです。良い悪いではなく、何を求めるか、だと思うのです。
僕はたのしい、を『楽しい』と『愉しい』を使い分けます。前者は今、やっていることについて楽しいという気分を、後者は今は例え苦しいことがあっても、それを乗り越えることでココロから楽しい将来がイメージできるからがんばろう!という前向きな気持ちを指します。でも、お分かりの方もいらっしゃると思いますが、後者のように楽しい将来をイメージできるのならば、苦しいことなんてないんですよね。
今日、このクラスに参加した5人はみんな、『愉しい』という大切さを理解してくれたようです。淡々と同じことを繰り返しながら、自分の進歩に気づいたようです。この取り組み方や考え方が、まさに”基本”なのです。テニスの指導書を、これまでも山ほど読み漁ってきました。そこには、いかにわかりやすく生徒に教えるか、という工夫がたくさん載っています。もちろん、そういう視点はとても大切で、それを伝えることは必要と思います。でも、「どうすれば楽にうまくさせられるか?」という考えの下で教えるのは、「その下に宝箱があるよ。とってごらん。」と教えてしまうようなものですね。僕も今まで、宝箱の在り処を教えることが多々あったような気がします。宝物は自分の労力で探し当ててこそ、宝物です。
チャレンジャーズが抜け、準育成のFちゃんが残り、昨日取り組んだボレーの練習をコーチをしました。ボレーはまだ使う機会がないですし、なかなか本腰を入れにくいのですが、がんばっていました。
育成クラスの参加はなく、2時間半の強化の練習に入りました。1時間はいつものルーティーン(決まった練習)を。その後はパターン学習ドリルをこなしていきました。今日導入した練習もあり、そこでうまくできないものもあったと思います。できなければチームメートから容赦なく「コントロール!!」と注意されます。が、それこそが学びであり、次以降の練習の課題となります。今の強化クラスにはかなり意識の面での指導は減りました。お互いがお互いを高め、高めあっていこうという意識ができつつあるのです。
これからがさらに楽しみです。