スポーツのすばらしさって

体育の日スペシャルでやっていたNHKのソフトボールジャパンチームの上野投手の特集を観ました。朝から涙してました。1選手の連投については、スポーツ関係者としては考えさせるところですが・・。

上野投手の考え方に注目すべきところがありました。最初は、自分がなんとかする、という自我が強い選手だったようですね。それがある時から、きっとチームが取り返してくれる!と、チームを信頼するようになったといいます。信頼から、感謝へ。きっと決勝では自我のない自分を感じ、何かに動かされているような感覚があったのだと想像できます。上野投手もオリンピックでの1球目と、最後の投球はあきらかに違う、と表現していることからもわかります。


物事に努力している、自分と向き合う、自分を守ってくれる何かの存在を信じ感謝している・・それらを持っている人が、あるときに壁にぶちあたったとき、感じるものであると思います。私ももちろん経験があります。読まれている方も、そのような経験がある方がいらっしゃると思います。


この感覚は、アスリートの特権ではありません。でも、スポーツってその感覚をつかみやすいものなんだと思います。


ところで、世の中で信じられない問題が多発していますが、無関係ではないような気がします。『ある物事に対して、全力でやってやろう!という前向きな気持ち』『自分が何を考え、何をやっているのかと客観的にみる力』『信じる気持ち、感謝する気持ち』 これらを育む環境が不足しているからかな?と考えさせられます。

スポーツのすばらしさは、その感覚をつかみやすいことにあるのかも知れません。しかし、成果や評価を求めすぎる現代では、一部の勝利者だけがもてはやされて、大部分が不必要な劣等感を受けてしまうのだと思います。


勝利者は、その取り組みこそが注目されるべきもので、勝利者そのものが特別な存在ではありません。


なぜかというと、誰だって死ぬまで勝ち続けることはできないからです。


その点を常に念頭に置いて、指導していこうと思いました。





さて、今日も浜松こども館に行き、テニスあそびをしてきました。前にもやってくれた子も何人か来てくれました。今日は晴れていたせいか、30人くらい。そのぶん、一人ひとりと話をしたり、一緒に楽しくできました。


アカデミーでは磐田からキッズエリートの体験レッスンに参加してくれた子たちがいました。英語でのレッスンに最初は入りずらそうでしたが、リューテニ生徒の勢いに巻き込まれ(笑)、一緒になって騒いでいました。いや、これって、大切なことなんだと思いますよ!子どもたちは、言葉などの指導よりも、雰囲気や環境に育てられると思いますので。


今日も楽しい一日でした!!


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