文部科学大臣しおのや立大臣による「心を育むための5つの提案」
先日のしおのや大臣のお話では、ゆとり教育とは学習内容の簡素化ではなく、「読み書きそろばん」という基礎をしっかりと身につけることによる、
能力の基盤づくりが後のゆとりにつながる、ということでした。詰め込み学習や能力主義、個人主義によって経済的に豊かな国となった反面、
道徳が疎かになった現状が、昨今の様々な問題を引き起こしているようです。
社会生活を営んでいくための基本的倫理観や自制心・自立心を育てるなど、
「心を育む」ための取り組みが、これからさらに見直されていくと、大臣の話を伺い、思いました。
1「読み書きそろばん・外遊び」の推進
2校訓を見つめなおし、実践する
3先人の生き方や本物の文化・芸術から学ぶ
4家庭で、生活の基本的ルールをつくる
5地域の力で、教育を支える
以上が、しおのや大臣が唱える5つの提案です。実際、4月から実施の小中学の学習指導要領では、道徳の充実、公共の精神や伝統・文化の重視、体験学習を通じて感動を覚えるなどの機会を設けています。ただ、「心を育む」取り組みというのは、学校社会のみならず、
大人・子ども・地域が一緒に、社会総がかりで取り組むべきものである、との提言でした。
趣旨に沿った形での取り組みがこれから消費者にも受け入れられていくように感じます。
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エブリィテニス(TM)は、テニスの良さ(スポーツでありながら
老若男女が楽しめるもので、
コミュニケーションツールとしても優れている)ところを踏襲し、
テニスのもつ敷居の高さ(コートが必要、指導が必要、用具にお金がかかる)をクリアしています。
例えば、外遊びの推奨には外で遊ぶ楽しさの前に、身体を動かす楽しさを感じることが必要と思います。ですから、
DSをするのと同じような感覚で遊べるスポーツや遊びが、現代のこどもたちには受け入れられるのです。
エブリィテニスは『てのひらけっと』という特殊なスポンジ素材で作られており、
安全面と機能面を考慮して考案されているツールを使いますから、
安全に対する意識の高い現代にも受け入れられるようです。通常のラケットと違い、対物対人の危害の心配もなく、そのことによる
"大人のストレス"が少ないというのが、これまでの使用実績をふりかえると、実は大きいと感じます。
スポーツの良さの一つは、
『ルール』というものを身体と心で覚えることができることだと思います。家庭でのルールをつくる、というのは、言うほど簡単ではないような気がします。「○○しなさい!」という言葉ではなく、テニスにおいてボールをネットにかけてしまえば「いやだ!」と言っても相手に点数が入るという事実。
真剣に楽しめるものから、心が学ぶのだと思います。
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エブリィテニス、てのひらけっとは、私が考案した、というよりも、
『出るべくして出た』という実感が強いのが不思議です。必要とされるものに携わることができ、最幸(さいこう)に幸せです^^
↑浜松スポーツセンターにて