さて、前回は筋肉の仕組みをお話しました。そんな筋肉の働きを踏まえると、水中では非常に効率的なトレーニングができます。
例えば、フォアハンドを良くするために鍛えてみましょう。腕と胴体をつなぐ、肩の内部のインナーマッスルは力をうまく胴体から腕にリレーする上で非常に重要な筋肉です。肩まで水につかって、フォアハンドを「ダラッ」とやってみます。すると、おもちゃを買ってくれなくてグズッてる子どものように、胴体が先にまわり、そのあと少し遅れて腕がまわってくるでしょう。そこで胴体の動きを止めると力を抜いた腕は胴体に巻きつくようになるはずです。
胴体が先に回った時点でインナーマッスルは伸ばされることになります。そうすると「縮まなきゃ!」となって収縮し、腕をひっぱってきます。そしてその運動を繰り返します。
収縮―弛緩を繰り返すことによって、徐々に前よりも弛緩できるようになり、関節可動域が広くなります。また、繰り返し同じ動作をする、というのは神経の回路を作ることにつながります。しかも、伸ばされた後―急激に縮む、の繰り返しによって、速い反応の神経回路を身につけるわけです。
テニスにおいて、ショットスキルとフットワークの動作に関わる大切な体の部分とは、腕と胴体をつなぐ部分と、足を胴体をつなぐ部分です。この連結部分、実は骨と骨がくっついておらず、電球とソケットのようになっています。その骨と骨をつなぐのが、インナーマッスルと呼ばれる動きに関わる筋肉です。このような構造のおかげで、本来 人は様々な動きを、滑らかに、器用にできる土台を持っているのです。
次回は最終回。水中でトレーニングするメリットをお話しますね。
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