6月30日(土)のレッスン日誌

土曜は朝9時の『ゆうゆうテニス』でスタート!今日はウォーミングアップをしてから、体の使い方を指導しました。もう、ラケットに当てることはできるようになったみなさん、次は力加減が必要です。力加減(グレイディング)を覚えるのに、ボールとのタイミングの取り方は不可欠です。そしてタイミングをうまくとるためのコツは・・・・『コツをつかむ事』です。

ん??どゆこと?

コツって、なにかご存知ですか?コツって、骨のことなんですよ。どこの骨かっていうと、骨盤、そう、腰の部分です。コツをつかむって、古武術の言葉で、「骨盤の使い方がわかる」という意味らしいのです。それを数年前に知ってからたくさんの動作の仕組みがわかったのですが、その、『コツをつかむ』ために今日はゆうゆうテニスの皆様にがんばってもらいました^^。


次にキッズエリート。今日もMくんひとりです。今日はお父さんと一緒に来てくれました。ときどきMくんは、来てくれてもなかなかコートに入ろうとしない、「ご機嫌斜め日」があり、今日がその日でした。う~ん、なんでだろう・・・いろいろ考えた末、お父さんにご退席いただき、Mくんの好きな運動からはじめることにしました。そこからは笑顔も戻り、あっという間の60分間でした。

Mくんはとてもミスすることを恐れ、トラウマを持っているようです。でも、クリアしたい気持ちがあるのもわかります。それをまず、ミスの少ないドリルからはじめ、少しずつ難易度の高いドリルにしていきました。そして彼にとってはミスすることを極端に恐れる(テニスボール大の)スポンジボールの打ち方の指導をしていきました。何をすべきかは、彼はわかっています。なので、いろいろなドリルをするうちにだんだんと良いスイングになっているのです。今日は1球1球、何が良かったのかを話しながらやっていきました。笑顔で終わることができましたが、これが自信につながっていることを祈ります。。


次にU10です。今日は3ボーイズ&3ガールズでした。

まだ入って間もない子もおり、また10歳未満ではないですが、中学生の子もおり、お互いを知ることからはじめました。パートナーを見つけ、握手して名を名乗り、決められたゲームをします。そして最後に握手して挨拶。どうかな?名前を覚えれたかな??

ボールだしドリルでは、どんなボールを打っても待っている子は必ず「ナイスショット!」と声をかけることにしました。「ほかの人が打ったとき、ナイスショット!っていうと、『ナイスショットの神様』が出て、ナイスショット!って言った人が本当にナイスショットが打てるようにしてくれるんだよ!」と話しました。俗に言う、鏡の法則の応用ですね^^。

それからボールキャッチドリルで、跳ねるボールに慣れ、その後に1球目をコーチに返さないと2球目は無いよードリルを。それから間髪をいれず、「コントロールを良くしたい?じゃあ、バックハンドのフォームを良くしようね!」とバックハンドの指導です。

休憩をとった後、男3人と女3人が交互に入って、コーチを交えて2対2で打ち合いです。


スクールコースの最後はU15。今日は高校男子4人と中学2人と小学1人でした。今日は3分マッチというサーブからのゲームからスタートです。

ところが最初の3分マッチを見たところ、みんな消極的。。勝つための努力をしていない。そりゃ、技術に自信が無いのは良くわかる。でも、なんで今もっているものだけででも、勝負しようとしないんだ!?と、お説教タイム・・・

習い事全盛の時代・・・良くも悪くも、『上下関係』という環境が希薄になり、そこからどうやって何を学ぶか、ということを知らない子が多いようです(今に始まったことではないですが)。これはリューテニの立場としてはっきりとしていることですが、スクールなんだから、コーチから学べば良い、という考えはありません。上達したい!と思える環境を作ることが、リューテニの役割だと思っています。(ちなみに、リューコーチの話すことは、『テニス以外の場面でも共通する考え方』であって、『テニスについてのみ活きる考えかた』は滅多に話しません。君ら、学生でしょう?勉強が一番だよ、という立場です。)

ただ、年齢の差からくる体力の違いもあるので、そこいらへんは考えて、わけて指導しました。しかし、自分の立場をわきまえ、自分の役割を果たすことで、『自ら上達する』という意識を持ってほしいものです。

U15の内容はフォアハンド&バックハンドのボールへの入り方と、アプローチショット~ボレーです。内容よりも、今日は取り組み姿勢について力説したレッスンでした。



さて、プレーヤーズ。今日は7人です。

U10に参加した兄妹のYくんとRちゃんがボールボーイ&ガールに来てくれました。プレーヤーズのRくんvsKくんの試合のボールボーイをお願いしました。さあ、何を感じ、何を学んでくれたでしょうか?まだ小1と小4の二人のこれからが楽しみです。

練習ではラリーを見ましたが、取り組みの甘さを指摘、厳しく指導しました。『打てる』が十分な状態では打ててないボールに気づいていないのか、ボールへの反応が甘いのか、動きに問題があるのか、選手それぞれの問題ですが、明らかに『何かをやっているが、何を目標にしてやっているのかがわからない』状態です。”喝”を入れました。

今日は選手二人の6月の目標設定シートの自己評価と7月の目標設定を行いました。その間はボレーストロークとサーブ&リターン。”流された動き”になっていないか、自分でポジションも理解してプレーをしているかを確認しながら行わせました。

オンコートの最後はチャンピオンゲーム。サーブからのパターンを持ち、そのプレーをすることを伝えました。

トレーニングは軽めに、スプリットステップからの瞬時の左右の判断と動きの速さに焦点を当ててトレーニングをしました。

明日は練習試合です。みんなガンバレー!


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