朝から渚園テニスコートにて3チーム合同の練習試合を行いました!
3チームとは、桑野コーチ、西村コーチ率いる
Nテニスアカデミー(名古屋)、勝美コーチ率いるバルデギャルソン(袋井)、そしてリューテニ(浜松)です。合計20人の選手たちが集まり、朝から夕方までがんばりました。
バルとリューテニはまあ近めなんですが、Nテニスアカデミーは桑野号で遥遥と浜名湖に来てくれました。早朝ドライブお疲れさま!感謝!
最初は渚園の園内をランニングとストレッチです。実はリューテニはNテニスアカデミー、バルデギャルソンともに練習試合をしたことがあり、リューテニの選手たちが積極的に動いてくれて助かりました。その後はオンコートでのウォームアップ、そして集合し自己紹介をしてゴングです。4面のハードコートにどんどんゲームを入れていきました。
最初はシングルス、後半はダブルスも混ぜていきました。ダブルスは他チームとの混合を多くやりました。また、途中からは練習コートも作り、チーム混ぜこぜで交流する機会を作りました。折角、遠いチーム同士が集まったのです。試合だけではなく、練習から学べることも多いはずですよね。
リューテニの選手には途中に集合をかけ、「輝いているプレーをしているか」を問いかけました。自分のプレーがうまくいったか、というのは、テニスの要素の一部に過ぎません。まず、相手がいる。その相手を全力で倒すことに知恵を振り絞る。そしてそれを達成するために自分の技術を使うのです。自己満足のプレーには『輝き』はありません。結果よりもその点を重視して観察をしました。
「フランスに行って、日本人とばかり話すなよ!」
リューテニのプレーヤーズにはいつも言っていることですが、このような交流戦で、チーム同士仲良くするのは結構だけど、しっかり他チームに話しかけ、交流するようにと、練習試合の前にみんなに話しました。もちろん、コートに入ったらバトルです。頭を使い、全力をもって戦うのです。でも、コート外では積極的につながりをもってほしいと思うのです。
さすが、リューテニの選手たちは積極的に話しかけ、つながりを作っていました。Nテニスアカデミーもバルデギャルソンもとても友好的?で、さいごにはチームの隔たりを感じさせないようになっていました。特にRくんは状況を把握しながら指示をしたりし、全体のコーディネーター役となっていました。中学2年にしてその素質は驚くべきものです。言うまでも無く、コーチはとても助かりました。
この先、選手が強くなり、各地への遠征の際にお互いがホームステイできたり、東海大会や全国大会で「久しぶり!」と顔を合わせるようになるといいなあ^^、と思うわけです。
最後は、『もっとも印象に残った選手』としてMVPを全員の投票で決めることと、トレーニングとして『大しっぽ取り大会』を行いました。MVPはバルデギャルソンのIくん(小6)、選出理由は相手や周りを考えた振る舞いの良さ、チャレンジングなプレーでしょうか。とにかく、それほど賑やかではないしたたかな彼がもっとも票を勝ち取った、ということは言うまでも無く、彼が『輝いていた』ということです。おめでとう!!
コーチとしてもたくさん勉強ができ、また、課題も見つかった交流戦。本当にまだまだ勉強不足だと感じます。。でも、これからの夏の練習に向け、すばらしいスタートとなりました!
さあ来週は、リューコーチの母校、浜松南高校で合同練習です^^