高校新人戦ダブルス西部大会へ

今日は高校新人戦ダブルスの西部大会の会場、花川テニスコートに行ってきました。

今、うちでがんばっている選手たちはゆくゆくは高校生になります。小学校、中学校とそのまま自動的にあがってきた子が最初に迎える大きな分岐点です。それゆえ、少なくとも高校テニスの情報くらいは把握して、テニスをがんばっているジュニアたちに適切な進路のアドバイスができれば・・・と思うのです。

東京、大阪、名古屋といったいわゆる都会では、民間クラブが高校と提携し、学問は学校で、テニスは民間クラブで、という『餅は餅屋』発想のデュアルエデュケーション?が進んでいますが、静岡ではまだ数えるほどしかありません(浜松にはまだありません)。すると、高校に上がり、さらに練習量が必要な上に、勉学も忙しくなってくるため、テニスの練習場として、部活も民間クラブも、という両立が困難になるのです。問題はまだあり、部活へは入らず、民間クラブだけで練習すれば、高体連の試合(インターハイなど)に出場することはできませんし、反対に部活だけですと、専門性の高い練習ができなくなります(3年間顧問の先生に恵まれれば話は別ですが、先生としての本業はあくまで学術指導であり、そこに責任を求めることはできません)。

以上のことは教育制度や民間クラブの動きなくしては解決されない問題です。そしてこれは、大学入試をスポーツ推薦でパスしたり、プロとして生きていく道を考える選手にとっては悩ませる問題と思います。しかし、大多数のテニスジュニアのことを考えると、まずは民間クラブと学校側が互いに理解しあい、民間は適した学校(テニス部の様子など)を紹介し、学校側は民間クラブ所属の小中学生たちに高校の部活動に参加する機会を提供したりする工夫が必要であると思います。


今日は幸い、浜工、湖東、浜松南、市立の顧問の先生とお話ができ、リューテニスアカデミーの考えをご理解いただき、部活動への体験参加などの活動へのご理解もいただきました。これまでにも浜松南、袋井高校にて部活動参加させていただきましたが、アカデミーの選手だけでなく、高校生が、緊張し一生懸命な小中学生たちを前に、高校生のプライドとばかりにプレッシャーを感じて練習に取り組むさまもみられ、互いにとってプラスになるイベントだと確信しています。これからも積極的にこのような活動をしていきたいと思います。


また、今日は何組かのリューテニの選手たちがダブルスの大会に出ていました。コーチが教え子を見に行かなくてどーする!!と叱られそうですね・・。一応、花川を後にし、急いで会場に向かったのですが、すでに終了したあと・・・ごめん!m_ _m


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