【キッズエリート】
今日はいつもの小1二人組に振替で年長さん一人が一緒にやりました。身体を使って様々な運動をしたり、走ったりと、元気に!手のひラケットを使って、スポンジボールに書いてある動物を読み取り、「うさぎ!」と叫びながら打つ遊びは大盛況。打つときの身体の使い方を覚え、ボールころがしラリーをしたり、バランスディスクに乗って、ひざを曲げながらコーチの動作の真似をする、というのもやりました。最後は振り回し。当てるだけだった子が、だんだんとスイングができるようになってきました。少しずつ、少しずつです!
【チャレンジャーズ】
今日はJくんが休みで、Mちゃん一人でした。家では大騒ぎ(らしい)Mちゃんですが、ここではとても静かです。コーチになかなか気を許せないのか、緊張しているのか・・・でも、週2回がんばってきているMちゃん、上手になりたいと言う気持ちは強いのです。チャレンジャーズは前半にコーディネーショントレーニングの時間を設けているのですが、そのときに長なわとびをやりました。そこでどうしても勇気を出して回っている縄の中に入れないMちゃん、足がすくんでいる様子です。うまくできない、という恐怖なのか、やらない!と決めたらやらない性格なのかわかりませんが、結局入りませんでした。得意だ、と思うことはもう喜んでやるMちゃん(子どもたちはみんなそうですが・・)ですが、苦手、と思うことに、足を出すことは大切です。そうでなければやりたくない、とコーチに伝えることも大切です。クラスの名前、チャレンジャーズ=挑戦者達。小1~小3のこの時期は、運動能力をはぐくむためにも大切な時期です。やりたいからやる、やりたくないからやらない、というのではなく、まずやってみるという前向きな気持ちを、このクラスでは大切にしたいと(コーチは)強く思っています。
結局やろうとしなかったMちゃんですが、それくらい意志の強い子はきっと裏で努力して帰ってくる・・そう信じています。
【育成】
今日は3人とも遠州小中学生シングルスに出場していました。が、練習に来てくれました。まず、このことがうれしいです。結果は1回戦敗退と2回戦敗退・・。まだ大会に出て間もない3人ですから、この敗戦で涙を飲んだことを大切に、毎回の練習に『励んでほしい、と伝えました。
練習は最初フリーとして、そのあとコーチと打ち合い。以前よりも、ずっと良いボールを打ち、動きも良くなっています。根性も、でてきたようです。これなら、これからうまくなる!その後は強化クラスと一緒にボール出しで練習を。このような上のクラスとの交流を、ここでは大切にしています。上は下の手本となり、下は上から学ぶ・・・そんな立ての繋がりから学べる環境が、テニスをはじめとしたスポーツのスクールではできるし、やっていくべきと思います。
【強化】
ベースラインからのショット練習、半面で打ち合いを前半に行いました。後半は以前、第一回ジュニアテニスミーティングで『ジュニアの将来におけるテニスとのかかわりと現状』というテーマで講演をお願いした明治大学OBの木村さんに指導をお願いしました。今回、明治大学テニス部のOBとしてサポーター委員となった木村さんに、このような形で地域のテニス普及や強化に関わっていただけることになったのです。湖東高校テニス部として県シングルス、ダブルス、団体戦の優勝、インターハイ、全日本ジュニア、大学でも全日本出場の経緯を持つ方ですから、選手たちには大きな学びとなったと思います。
普段、私は新しいことをどんどん教えます。整理するのも選手自身のチカラと努力であるからです。なかなか消化できないものです。その点、木村さんの指導は打ち合いの中での状況を踏まえたアドバイスです。すると、教わってきたことをゲームで『使える技術』として習得ができるようで、選手たちが理解し、打ち合いの中で活かしていく姿がありました。
開校以来、ずっと私一人で指導してきましたが、スタッフ力に頼ることも大切だな、と強く思いました。今日は木村さんに指導されている選手たちを離れた位置でみながら、みんな本当にがんばっているな、上手になったな、こういう立場に立つことも大切だな、と感慨にふけってしまいました
。。指導されている様々なイベントなどを通してたくさんの人と触れ合える機会をつくる、というこれまでのスタンスはそのままに、よりいろんな方から指導をいただけるような機会を提供していきたいと思います。
木村氏にはこれからしばらく、毎週月曜にご指導いただけることになりました。子どもたちの変化が楽しみです!