・・・以前、別ブログで掲載していたものの引用です・・・
2004年の5月、知り合いがコーチをしているロサンジェルスのテニスクラブとテニスアカデミー(住み込みでトレーニングするところ)を見てきました。カリフォルニア州は気候が年間を通じて良く、雨が少ないということでトーナメントがたくさん行われます。その結果強いプレーヤーが育ち、他の州からも集まります。
選手用バン
山トレ
Go guys!
その恵まれた環境が選手を強くするといっても過言ではありませんが、それだけで強くなれるかといったら、そうではありません。やはりその中で生き残っていくためには考えられた練習が必要です。
選手を育てるコーチとしていろいろ感じたことがありますが、特に印象に残ったことを書こうと思います。
①優れたプレーヤーはクロストレーニングの大切を理解し、自ら行っている。また、それは指導者の指導によるところが大きい。
>>特定の種目だけではなく、他のスポーツやトレーニングを行うことをクロストレーニングといいます。小さいころからテニスばかりやっていても、いい選手にはなれません。いろんなスポーツやトレーニングを積極的に行い、テニスに役立つことを吸収した人が、すばらしい選手になれるのです。
②グループレッスンでは特別なことはやらない。しかし、プライベートレッスンがどこのクラブにもあり、強くなりたいなどの目標あるプレーヤーはそれを受けている。逆に言えば、アメリカ人はグループレッスンで強くなれると思っていない。
>>自己主体性の強いのアメリカ人らしい考えですが、テニスに関しては一理あります。試合では誰も助けてはくれません。自分で目標を持ち、自分でコーチを選び雇うことで、試合で必要な精神力や判断力が養われています。
③プレーヤーが自分のやりたいことを見出し、積極的に訴える。
>>②に通じるものがありますが・・・コーチにとっても、受身的な選手よりも少々しつこくても意欲的な選手のほうが、教えがいがありますよ。
④各プレーヤーに目標設定を頻繁にさせている。目標なくして、ラケットを持つ理由がない、という考え。
>>本当にプロを目指す選手は、”なんとなく”ボールを打つことはありません。試合中にも”なんとなく”プレーしてしまう癖がでるからです。それに目標を達成することはうれしいし、真剣にできるから、楽しいですよね!
次回は、第2回として~環境編~をお送りします。See you next time!
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