リューテニの生徒たちと、NPO日本プロトレーナー協会に訪問しました!
NPO日本プロトレーナー協会は、オリンピック選手を育成することを目的に、トレーナーの育成と、プロやアマチュアのアスリートのサポートをする団体。
訪問の際の企画や案内をしてくれた左村さんも、まさにプロの現場を肌で感じているトレーナー。理事長の山下さんはなんと、北京オリンピックの体操女子チームのトレーナーとして帯同されたのです。
子どもたちにとって、何よりうれしかったのは、普通では触ることのできないトレーニングマシンをさわり、さらに体験させてもらえたことでしょう。

マシン自体も、一般のジムにあるようなものではなく、Jリーガーなどのプロチームが導入している、プロモデル。
そんな貴重なマシンを、「どうぞ気軽に触って、やってみて!」という左村さん。なんと寛大な!
「子どものうちからストレッチをしっかりやっておくこと!そうすると、しっかりとした筋肉がつくし、怪我もしにくくなるんですよ。」
「8歳までにバランスボールの上に立てるようになることで、スポーツにおいてパフォーマンスを発揮できる身体になります」
実際に体験をさせてくれた上で、このようなアドバイスをもらった子どもたち。一緒にいらっしゃっていたお母さんたちも、すごく勉強になったのではないでしょうか。

この協会施設内には、オリンピックのオフィシャルウェアや日本代表選手のウェアなどがいろんなところに展示されています。
「オリンピック選手になると、こんなにたくさんの服がもらえるんだよ」と、ショーケースのオフィシャルウェアを紹介してくれたり、
「こんなにしっかりしたスーツなのに、300キロで転倒してこんなに傷が付くんだね」と、レーサーのウェアを触らせてくれたり、
子どもたちはテレビで観たものを目の前に、目を輝かせていました。

それから、オリンピックの会場や選手村、試合のときのスライドショーを見せてくれました。
選手村での様子は、オリンピック選手たちがより身近に感じることができ、子どもたちに大きな影響を与えたと思います。
「選手村に入るには、4つのセキュリティチェックがあるんだよ」とか、
「選手村の食堂は、世界中の食べ物があるんだよ」とか、
「スポンサーとなっているマク○ナル○とスタ○は食べ放題飲み放題なんだよ」とか。
北島康介くんや福原愛ちゃんも、もちろん出てきました。
いつも行っている、練習前後のストレッチ、イメージトレーニング、フットワークなどのトレーニング。
この訪問で、「トップの選手たちはみんなやっているんだ!」という認識を持ってくれたと思います。
上手なテニスプレーヤーの練習を見たり、テニスの練習をすることも大切です。
でも子どもたちには、その練習の先にある、『栄光』をみることで、「よし、これを目指すか!」と希望を持つのだと思います。

リューテニでテニスをはじめ、まだ間もない子達。まだ大会でもなかなか勝つことができない子達。
そんな彼らだからこそ、信じるに値します。
今回のような、技術ではないサポートを、これからも考えていきたいと思いました!
ということで、次回は11月24日のジャグリングサークル『じゃぐなぎ』への参加!
ジャグリングを通して、テニスに欠かせないコーディネーション能力の向上と、自分自身と向き合うこと、人前で披露する度胸を、学んで欲しいと思います。