テニス選手には、
①自分を
『客観視』できること
②
『応用力』があること
③
『プラス発想』できること
という3つの能力を持つことが大切です。
そしてこの3つは、”日常からの癖付け”によって身に付くのです。
①自分を
『客観視』できること
試合後に、相手や見ていてくれた人からアドバイスを聞くと、「へ~、そんなこと気付かなかったな!」っていうことが、でてくることがありますね。これは試合中、自分が自分自身をコントロールすることに精一杯で自分を客観視できていないからです。
普段から、様々な視点で物事を捉える癖をつけましょう。例えば、自分がやること(やったこと)を振り返り、相手や周りの人がどう思うか、考えたり聞いたりすることです。
どうすれば相手は喜んでくれるかな?どう言ったら、あの子は自分と真剣に打ち合ってくれるかな?
そんなことをやっているうちに、練習中や試合中に、たくさんのことに気付くようになって、相手や状況に応じた賢い戦い方ができるようになりますよ。
それから、カガミを有効に使いましょう。カガミって、自分自身の姿を映し出してくれるものです。例えば、ラケットをテイクバック(打つ前に、後ろに持っていくこと)したらラケットが見えなくなってしまう人は、自分が普段見えないところで、ラケットはどんな風になっているのかな?って見てみましょう!
自分自身の動きを完璧にコントロールできる人は、テニスの上達も超速いです。だから、ダンスをやっている人というのは、テニスの上達も速いんですよ。
ところで、余談ですが、カガミっていうコトバ・・・真ん中の”ガ=我”を抜くと、”カミ=神”になりますよね。神社には、カガミが祭られていると言いますが、これは「ご先祖様を大切に敬いましょう」という、昔の教えなんだそうです。人工で人間は作れませんから、自分の親のその親・・・って辿っていくと、神様か何かわからないけど、とにかくご先祖様にたどり着きます。それを、神(カミ)として、「今、あなたの命があるのは、命のバトンを引き継いでくれた先祖がいるからなんだよ。伝染病が流行ったときも、何とか生き残って免疫ができて、それも引き継いでいるから、今健康でいられるんだよ。だから、自分中心の考えだけじゃ、ダメだよね。我(ガ)を抜いて、考えてみようよ。」ってことを教えてくれているんです。
カガミを見れば、他人の目から見た自分がそこにあります。
思いやりのココロを持てば、
きっと『客観視』ができるようになりますよ^^
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