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遠州チャイルド大会にグリーンボール採用
2011/07/05
Diary
9月に行われる浜松市テニス協会主催の小3以下の大会、遠州チャイルドシングルステニス大会
これまで、ノーマルボール(通常のテニスボール)で行われていた大会が、9月の大会から『グリーンボール』が採用されることになりました。
グリーンボールは通常のテニスボールと同じ大きさで、75%遅い・・・と言っても分かりにくいと思いますが、バウンドが低く、強く打った時のスピードが遅いので、小さな子や力の無い子でもラリーがしやすいボールです。
リューテニではすでに使っているのでわかりますが、子どもにとっては普通のボールとかなり違うのです。
『打たされる』つまり、相手のボールの勢いがあって、なんとか相手コートに返す、ということが減るため、互いにミスが遅くなり、そのためにネットに積極的に出られるのです。
少し極端な言い方をすると、今までのジュニア指導というのは、硬式のボールと大人用のラケット、そしてテニスコートありきで、その規格に慣れさせる練習だったと感じます。
プロや上手な選手のスイングを習得させ、大きなテニスコートで小さな選手が勝つ方法を教え、たくさんの練習時間を使って高く弾むボールに慣れさせる。
メディアやIT社会が、普通の子どもたちと、手に届かないプロの垣根を低くしたことは良いことかもしれません。しかし、周りにいる親や指導者が、その垣根をさらに低いものにしようとし、あれやこれやと(プロに近い)環境を整える。そんな風にも思えます。
もっと子どもらしく、いろんなことをやって、いろんなことから学び、その中から最終的にテニスを選んでほしいな、と思っています。
そのヒントが、ヨーロッパで長年採用されてきた体格に応じた規格を用意し、その規格のもとで選手を育てる考え方にあります。そしてそれをITFがPlay&Stayとしてまとめ、ようやく日本テニス協会が採用したのです。
リューテニ118名、竜洋リバーサイド35名、雄踏総合公園20名、新橋体育センター32名、アミューズ豊田36名、雄踏総合体育館18名、浜松スポーツセンター8名
合わせて267名の子たち、やめた子や体験に参加した子も入れると、2年前にPlay&Stayを採用してから300名以上の子たちがテニスに接することができました。今度の10日には可美公園で38名の子たちが待っていますし、レッドボールを使ったPlay&Stayのテニスフェスタも行います。
最初は一人ではじめ、試行錯誤でやってきたのですが、今では多くの方々に理解をいただき、協力していただいています。テニスを本気で普及するには、テニス関係者がテニスコートから離れる以外ないと思います。テニスはテニスコートでやるもの・・・それが正しいかは、子どもたちが証明しています。
そして今回、チャイルド大会にグリーンボールが採用されたこと・・・
これは、テニスコートでのテニスを子どもたちがより身近に感じるようになる、大きな大きな一歩なのです。
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