強いボールを打つコツ

もっと強いボールを打てるようになりたいっ!


そう切に願うジュニアの選手って、結構多いんじゃないでしょうか?
(特にU12→U14)


そう思うとき、ほとんどの人は「どうやって振ればいいのかな?」「どうやってカラダを動かせばいいんだろう?」って考えます。


それはそれで大切なことです。カラダの動きの仕組みを理解し、ラケットを自在に扱えるようになることはテニスの上達にはとても重要です。


でも、それよりも大切なことがあるんですよ。わかりますか?


それは、『思いのチカラ』を信じることです。


思い(意志)あらば、必ず得られるのです。これについて、ちょっと説明しますね。


皆さんの周りにあるモノ・・・パソコンでも携帯でもボールでも、それから人でも、目に見えますよね。


でも本当は目に見えないものの塊なんですよ。詳しく言うと、中性子と陽子でできている原子核(これは目に見えない)に物質化の役割を持つ電子がくっつき、物質化されているわけです。


目に見えない原子核の集合体が生命体で、目に見える原子の集合体が肉体・・・ヒトであったり、モノであったりというのは、そんな生命体と肉体の2重構造をしているのです。


ところで、その目に見えないという一つ、中性子は意識を、もう一つの陽子は意志を、それぞれ司ります。物質化、現実化するという電子はエネルギーというわけです。


ですから、その人のもつ意識が変われば中性子の質が変わるし、意志が強くなれば陽子の質が変わるのです。それが生命体ということは先に書いたとおりです。


そこで、その生命体に物質化するエネルギーの電子がくっついたとき、その”質”に合った肉体を持つようになる、というわけです。


肉体とはいっても、カラダの質量的な大きさや重さもあるでしょうし、顔も肉体の一部ですから、表情が変わったりもします。ダイエットが成功するかどうかは、この辺にもあるようです。


話を元に戻します。テニスでボールを打つ役を担うのは、やはり肉体です。でも、その肉体を使って、どうやったらうまく振れるか?どうやってカラダを・・・って考えるのは良い結果を得るためにはチョット違うな、と先の話でわかってもらえたと思います。


大切なことはズバリ!!!意識や意志をはっきりと持ち、それを素直にボールに伝えることなんですよ。


人間の脳というのは、明確にイメージしたことと現実の区別が付けられない、という脳学者のマックスウェル・マルツという人のコトバがあります。つまり、やりたい!成し遂げたい!ということを強くイメージして、自分の脳を欺くわけですねw


そうすると、自然に自分の肉体が変わっていく・・・身体の面から見れば、その強いボールを打つのに耐えられるような強く、しなやかな肉体が”自然と”できてくる、ともいえるのでしょうね。


その期間は最長でも6ヶ月!!これは、人間の細胞が6ヶ月で完全に入れ替わることからわかります。意識や意志が変わってから6ヶ月、ですよ^^



はっ、夜中でしたが、ついつい思っていたことを書き綴っていました。。なんだか今書いたほうがいいんじゃないか、って気がしたので・・・。



今、私の元で練習している子で、格上の選手からバンバンとエースを取ってしまう子がいます。彼女は3月の上旬まで、カラダの痛みでボールを打つことさえ(非聞き手でさえも!)できなかったのです。成長による痛みもあるでしょうが、どうも僕には、彼女の意識の高さ、意志の強さが肉体のレベルを超えていたんじゃないか・・・って思うのです。


彼女は強く打つことだけではなく、それよりももっとレベルの高いことに取り組み中。僕の考えを理解し、自分の意識で練習に取り組んでいるのがうかがえます。これからが楽しみです。



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