毎年、てのひらけっとを使ったテニス遊びプログラムを指導させていただいている、あすなろ幼稚園の坂本園長先生と話をしました。
坂本先生はテニスにも理解があり、お子さんもリューテニでがんばっています。彼は自分の考えをしっかり持っていて、全てをいい意味で自分軸で考えることができる子で、将来が楽しみです。
先生との話は、非常に勉強になるのと同時に、気づく事が沢山あります。
今日は、日本の学校のスポーツの部活動の在り方について〜幼児期に必要な指導についてお話しを聞きました。
テニスを部活でがんばっていながら、テニスの発祥の地を知っている子は何人いるだろう?
という自分も知りませんでしたが^^;
部活動として、顧問の元で、とにかく練習、土日も毎日練習。それはそれで、学べることもあるでしょう。しかし、テニスは好きだけど、他のことをする時間も、気持ち的な余裕も欲しい。やるんだったら、毎日参加!という暗黙の認識が、テニスに関わらず他のスポーツや文化部にもある現状があります。
僕はバハマに10ヶ月ほど居ましたが、この人が?というような人が踊っているんです。
上手いから踊るのではなく、好きだから踊る。それで良いのに、上手くならないと踊ってはいけないという決まりはないはずなのに、それができない風潮は、少し寂しい感じがします。
自分自身を表現するツールが、テニスだったり踊りだったり… そこから、何を目指すのかは、個々人の自由です。
たくさん練習する環境をつくるばかりが、テニスを楽しむ方法ではないのではないか。文化として楽しむ心の豊かさが、スポーツ界には必要なのではないか、と改めて考えさせられました。
一つ言えることは、経験則を頼りにこどもたちと接するだけでは、絶対に変わりません。我々は彼らからすれば、20年とか30年、時代遅れなのです。
変えてはならない信念と、変えねばならないことを知り、接していかねばなりません。
そして、その気づき、大きな学びになるのが、幼児教育と思うのです。
話をしながらとったノートを共有しますね!